ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.6.10 03:33ゴー宣道場

ついに下から上を突き動かす門弟が現れたか


カレーせんべいの野心をみんな心配しているが、政治運動を

目的にしているのではなく、「ゴー宣道場」を東京で独占して

おくのはもったいないと思っただけだろう。

 

「ゴー宣道場」を始めたときも、運動化することを危惧する

声はあったが、運動というのは特定の政党や主張を拡大する

行為のことだろう。

「公論」をやろう、議論する場を作ろうということを、

運動と批判するのは間違いだし、むしろそういう場は必要

だから、全国津々浦々に場が出来ることが望ましいのだ。

モノを考えずに、結論が固まった集団が、デモだけやってる

のって民主制の堕落だろう。

 

東浩紀がやっている「ゲンロンカフェ」も議論の場だし、

今の日本社会には熟議の場がなく、「安倍政権支持勢力」と、

「打倒安倍政権勢力」に二分されていて、ポジショントーク

ばっかりじゃないか!

思想すること自体を目的にしている場は、今の日本に

「ゴー宣道場」と「ゲンロンカフェ」くらいしかあるまい。

 

カレーせんべいが全国展開すると言ったら、

いわく「運動になる」、いわく「イベントになる」と警戒する

者がいるが、問題が出てきたらそのとき対処すればいい。

東京の「ゴー宣道場」もそうしてきた。

イベントって何だ? お祭りのこと? 行事や催し物?

イベントでも構わないと思うぞ。

まるでお祭りのように楽しい議論ができるのって最高じゃ

ないか。

大阪の人は師範方のユーモアにゲラゲラ笑うけど、あれは

楽しいよ。

笑いながら議論できるって最高だよね。

しかつめらしく、眉間にしわ寄せて、議論することの方が

危ない。

笑いを忘れたらいかん。

 

「ゴー宣道場」も、もう5・6年やってきたのだ。

カレーせんべいのような者が現れて、下から上を突き動かす

ような現象が起こることは、歓迎する。

実現するのかどうか分からないが、大いにやればいい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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