ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.7.27 15:05日々の出来事

安楽死と虐殺の区別がつかない狂人


障害者を刺殺した狂人が言った戯言などで影響される者など

一般の常識ある人々にはいない。

狂人が「障害者はいなくていい」と言ったから、差別が拡がる

のではないかという論調は、一般国民を馬鹿にしている。

 

あんな狂人に賛同するのは、ネットの中くらいしかいない。

ネットの中は狂人と五十歩百歩だから、無視するしかない。

 

わしはかつて『ゴーマニズム宣言special差別論』を描いたが、

弱者に対するスタンスは全然変わっていない。

なぜ人が差別をするのかという原理は、あの『差別論』に

描いた通りだ。

弱者が、より弱者を必要とするからである。

 

右派は弱者に冷たい、左派は弱者に優しい、という偏見は

バカバカしい。

左派が、実は体質的に差別的で、弱者を踏みにじることは

多いのだ。

それは「しばき隊」の中で性的暴行事件が起こって、それを

隠蔽しようとしたことからも分かるだろう。

 

右派もいろいろで、真の「保守」ならば、弱者を守ろうとする。

「惻隠の情」があるはずだ。

エセ愛国者は右派でもなければ保守でもない。

うっぷん晴らし派に過ぎない。

 

あの狂人がやったことは「虐殺」であって、「安楽死」では

ない。

「虐殺」と「安楽死」の区別がつけられない狂人が、ああいう

事件を起こすのだ。

ネットに嵌り込んだ者は、脳が劣化する。

劣化した脳で大麻などやっていたら、常識が100%崩壊する

のだろう。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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