ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2016.11.15 00:42皇統問題

櫻井よしこという逆賊に告ぐ!


政府の「生前退位 有識者会議」のヒアリング2回目で、

「摂政でいい、終身天皇が安定的だ」とデタラメ言ってる無知な

櫻井よしこを昨晩、テレビで見たが、つまりこういうことだ。

 

「認知症になっても天皇を続けろ。息してるだけでいい。」

「香淳皇后のように、認知症でメディアに全然現れなくなっても、

まだ生きてるらしいという噂だけの存在になってもいい。」

「天皇の尊厳が失われてもいい。」

「天皇を見たこともない子供が育ってきてもいい。」

「皇太子を摂政にして、外国を訪問するときは天皇の代理扱いで

いい。祝砲も21発ならなくていい。相手国の元首に会うときも、

対等な関係にならなくて、礼を失しても構わん。」

「天皇が認知症のまま100歳まで生きたら、皇太子は摂政のまま

80歳近くになってもいい。」

80歳近くの天皇が誕生して、ほとんど天皇の仕事の業績が

残せないまま、崩御してもいい。」

「次の天皇と秋篠宮と、どちらが先に亡くなるか、分からない

状態になってもいい。」

「皇太子殿下も不在のままで、30年以上が経過してもいい。」

0歳の子が30歳になるまで、年老いた摂政しか見たことが

なくて、天皇という存在も、皇太子という存在も知らないまま

でいい。」

「国民の皇室への関心がどんどん薄れてきて、なくてもいいと

いう世論が多くなるのは必至だが、それでもいい。」

 

これが櫻井よしこの主張である。

恐らく想像力が欠如していて、ここまでのシミュレーションを

してないだろう。

考えなしのエセ保守なのだ。

自分の主張が、皇統を滅ぼす結果にしか繋がらないことが

分かってないのである。

頭が悪いのか、歳をとり過ぎたのだ。

たとえ自分が「男系固執者」であっても、皇統の未来を真剣に

考える態度がないのならば、保守ではない。

天皇制をなくすべきという左翼の方がよっぽどマシである。

尊皇を騙りながら、天皇陛下の願いを踏みにじる逆賊というのが

一番腹が立つ!

地獄に堕ちろ!

 

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第116回

第116回 令和6年 4/20 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

INFORMATIONお知らせ