袋とじの『よしりん辻説法』は女性の方がいろいろ感じて
くれるようです。
母親と息子の関係性は、人によって千差万別でしょうが、
個人主義と快楽主義の母親に、わしは喘息だったのに、
愛情をかけてもらえなかったと思っているわけです。
愛情どころか、大リーグボール養成ギプスみたいに庭の
プレハブに隔離された。
わしに喘息を発症させた原因は母親です。
しかも依頼心を除去すれば喘息は治るというのは間違った
療法です。
しかもそれは息子の看病をしたくないという母親のエゴ
を弁解してくれる療法だったのです。
母の対処は何から何まで間違っていたのに、不思議な
ことに、これがありがたかったと今では思うわけです。
そして女性との恋愛やセックスの関係性にも、驚くべきこと
に、母親の支配が及んでいることを知り、醜悪に足掻かねば
ならなくなる。
母親ってのはすごい影響力があるということを描いたので、
女性の反響が良いのでしょう。