ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2017.11.11 04:20その他ニュース

古谷経衡「女性政治家の地位が低いのは天皇制のせい」?

SAPIO 11・12月号の女性蔑視記事
古谷経衡『女政治家の通信簿』は、
「日本の政界で女性の地位が低いのは、
男尊女卑社会のせいではなく、
女性の方にこそ問題がある」
という結論ありきで書いており、
古谷が主張していることは
その全てが、ウソの結論に導くための
インチキという有様になっています。

例えば、韓国・台湾・フィリピンに
女性元首が誕生していることについて、
こんなことを書いています。

〈いずれの国家も、民主主義の歴史は
日本よりも短い。にも拘らず、
女性議員の量と質においてはこれらの
近隣諸国が日本を大きくリードしている。
韓台比、いずれも共通するのは下からの
市民革命によって民主化を成し遂げた
ことだ。盧泰愚の韓国、李登輝の台湾、
コラソン・アキノの比。80年代以降、
市民が実力で独裁と圧政を打倒した。
日本にはこれがない〉

日本では、独裁と圧制を
市民革命で打倒したことがないから、
女性議員が量・質ともに向上しないのだ、
と言っているのです!!

そもそも日本には、そこまでの
「独裁と圧政」が登場したことが
ないのだから、市民革命が起きて
いないのは、当たり前じゃないですか!

「独裁と圧政」が登場しなかったのは、
権威と権力を分離して、どんな権力にも
逆らえない権威を置いている
天皇制の賜物です。

天皇制が無かったら、
日本にも独裁と圧政が登場し、
市民革命が起きたかもしれません。

そうしたら日本でも女性首相が
誕生したはずだという
古谷の理屈がまた、飛躍がありすぎて
全く意味がわからないのですが、
結果的には、古谷は、
「日本の政界で女性の地位が
低いのは、天皇制があるからだ」
と言っているに等しいのです!!

じゃあ、市民革命で天皇制を打倒すれば
女性の地位が向上すると、
古谷は主張すべきでしょう。

それにしても、
日本に独裁や圧政がなかった幸せを認めず、
韓国や台湾やフィリピンで独裁や圧政があり、
市民革命が起きたことを羨ましがるって、
どういう神経?

他人が持ってるものを見たら、
何でも欲しがるダダコネ坊や?

クレクレタコラか、あんたは!
(顔も似てるような気が…)

しかし、市民革命が起きれば
女性元首が登場するというのなら、
市民革命の本家本元である
フランスで真っ先に女性大統領が
誕生していなければおかしいのに、
なぜ230年も経ってまだ
実現していないんですか?

その理由は、ほかならぬ
フランス人権宣言が
「男尊女卑」の理論で
書かれているからですよ!

このことは、
『民主主義という病い』
(幻冬舎)で
詳しく描いています。

と言っても、
ツネヒラちゃんのオツムで
この本を読解するのは無理か!

なにしろ、『戦争論』も理解できず
脱落した人ですからねー。

ツネヒラちゃん、あんた自分じゃ
ゴー宣を「卒業」した
つもりかもしれないけど、
実際には落第しまくって、
退学に追い込まれただけですからね!

トッキー

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

INFORMATIONお知らせ