ライジングコメント欄から、
『新・堕落論』の
感想をご紹介します!
感想をご紹介します!
「新・堕落論」を読了。
最終章「弱者のルサンチマンゆえに」
が衝撃でした。
が衝撃でした。
読んだあと、1時間くらい呆然として
脳細胞がガラスのようにバラバラに
砕け散るような感覚に襲われました。
これが哲学の凄みなのか!
19世紀のドイツ人が21世紀の日本を
見事に喝破してるではないか!
坂口安吾の狂おしいほど感動的な文章。
「自分自身の武士道、自分自身の
天皇をあみだすためには、人は正しく
堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ」
天皇をあみだすためには、人は正しく
堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ」
この文章に私は、仏が地獄に下した
一本の蜘蛛の糸をみました。
身中に天皇を感じました。
全身全霊で公を体現された今上陛下の姿を。
私心に溺れ堕落しきった自分を恥じるのは
身中に天皇があるからなのだと。
他の章もいろいろ感想があったんですが、
最終章にとにかく心を奪われました。
(みるみるさん)

哲学の凄み、文学の凄みの衝撃!
これを知っているか否かが、
人間と「畜群」の分かれ道と
言えるのではないでしょうか?




















