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トッキー
2018.2.20 08:22新刊情報

女好きならセクハラなんかしない

早速届いたリボンの騎士さんの
『よしりん辻説法』
感想をご紹介します!



さっそくよしりん辻説法【寝耳に#MeToo】
読ませていただきました。
さすがとてもわかりやすかったですね。
これを読んでもピンとこない人がいるとしたら、
保守系のベテラン女性論客に対して感じた
よしりん先生と同じように、諦めるしか
ないかもしれません。

女に対する男からのセクハラには、
根っこに男尊女卑がある場合が多分に
ありますが、【寝耳に#MeToo】の中に
ありましたように、
「権力を悪用したパワハラ」という
側面も確実にあることが、
カトリーヌ・ドヌーヴにも、彼女らに
共感する女性たちにも、その保守系の
ベテラン女性論客にも、それが見えない、
わからないのでしょうね。

今回描かれてあったことで、とくに盲点に
なりがちかもしれないと思った箇所は、
よしりんのセリフ、
「権力を持つ上司と、まだ新人の若い女性
との力関係では、新人は教育かと思い、
洗脳され、上司に服従してしまう」
それと、りか坊さんによる欄外、
「気力と時間を奪われ、視野が極端に狭く
なっていると、断るという選択肢それ自体が
見えなくなってしまう」
でした。

セクハラを経験したことがある女性は、
そのときの悔しさや恥ずかしさ、恐怖の実感を、
忘れたくても忘れることができないという
現実があるいっぽう、自分の人権や尊厳が
蹂躙されていることに気づけていない場合が
あるということ。
この場合、その実は服従であっても、
同意に見える可能性が高いです。
客観的にだけではなく、やっかいなことに
そのときは自覚的にも。
としますと、冒頭にあった
「過去のセクハラを今、告発するってのは、
実証できるのか怪しいし、誤解もあろうし、
痴漢冤罪みたいな怖さもある」というのは
その通りだとも思うのですが、あらためて
振り返ってみたときに、あれはパワハラが
ベースにあるセクハラだったと、
後になって気づくこともあるのでは
ないかと思います。
考えれば考えるほど、この問題の
根深さに気づかされます。

それと、最後にあったりか坊さんの
問いに対して、よしりんが
「わしは女好きだからだ」と答えるシーンが
さりげなく描かれてありますが、
この問題の核心を突いているひとつ
なのではないかと思います。
女好きならセクハラなんかしないし、
相手を尊重していればパワハラもしないし、
ましてや相手のことを思ったり、
好意があるなら、力でねじ伏せ、服従させ、
相手を自分の思い通りになんて
するはずがないのですから。

要するに、カトリーヌ・ドヌーヴらが
言っていたのは、まったくの
的外れということです。

ワインスタインにしろ、山口某にしろ、
彼らが一番したいこと、
本当に好きなものは何か、
それをあらためて考えてみたときに、
見えてくるものがあるのではないかと思います。



権力を使って女性をモノ扱いして
支配しようとするセクハラ・パワハラと、
恋愛感情で不器用に口説いてるのとの
違いがわからない人って、
本当に恋愛したことあるんだろか?
と疑問を持たざるを得ませんね。
トッキー

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