ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.3.22 15:02日々の出来事

信頼回復の道へ踏み出す!


笹さんには昨日、週刊文春を読んで頭にきてブログを

書いたらダメだと言っておいたのに、書いてしまって

いる。

あちゃ――――――っという内容だ。

 

女性を傷つけたときは「手当て」をしなければならない。

それを怠ったら、恨みが蓄積されていって、爆発して

しまう。

恐らく週刊文春の記事を読んで、元妻の方に感情移入

してしまったのだろう。

 

わしも弱者の気持ちが分かる者こそが、本物の強者だ

と思っているから、元妻が気の毒になる。

なんで「手当て」しなかったんだろう?

心神耗弱のままのシロウトを相手に、契約観念のみで、

カタをつけようとするのは無理がある。

特に日本人の場合は。

特に日本人の場合は、という点を強調しておく。

 

だが、もう一方で、倉持氏のイタリア人みたいな口の

軽さ、フットワークの軽さが、わし個人としては面白い

と思ってもいる。

だが、女性の心を弄んではダメだ。

女性には感謝のみ!感謝のみで接しなければダメだ。

 

倉持の良さは価値相対主義じゃないところだ。

あのくらいの若い世代の者は、ニヒリズムで決断でき

ない者ばかりだ。

倉持は価値に順列をつけて、決断できる。

そういう人材は育っていって欲しい。

 

「立憲的改憲」はやらねばならない。

「ゴー宣道場」の内部でどんなゴタゴタがあろうと、

続けるしかない。

安倍加憲案が潰れようと、立憲民主党が「立憲主義」

を採用しまいと、わしはまだ手はあると思っている。

 

他に国民運動にできる場があるなら、手を引いていい

のだが、現在「ゴー宣道場」に集まってくる人々が、

どうやら最もレベルが高いのではないかと、わしは

思い始めた。

 

倉持氏はまだ役に立つ。まだ役に立ってもらう。

信頼を得るには時間がかかるが、踏ん張って行動で

示すしかなかろう。

笹さんと泉美さんは、わしが「手当て」する。

徐々に信頼を回復する道へ踏み出そう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第116回 令和6年 4/20 SAT
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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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