ゴー宣ネット道場

BLOGブログ
泉美木蘭
2015.7.17 05:24

『卑怯者の島』を読みました

小林よしのり先生の新刊『卑怯者の島』を読みました。
ゆっくり読もうと構えていたのに、すっかり夢中になり、
最後のページを読み終え、顔を上げると、
時計は深夜の3時をとうに回っていました。

主人公・国武神平が一人称で語る、精細に選び抜かれた言葉と、
あまりにもエグくおぞましく描かれた戦場の絵の連続に、
自分が「卑怯者の島」の物語へとどんどん引っ張り込まれる
感覚にはまり、今は、まるで純文学小説を読み終えたような
読後感を味わっています。

絵がとにかく凄かった。
これでもか、これでもかと叩き込むように“残酷”が描かれて、
どのページも隅々までじっくり見入っていました。
ふと、映画『プライベート・ライアン』のリアルな戦闘シーンが
脳裏に蘇り、これが目の前の絵と重なり、さらに想像が膨らみ、
モノクロで印刷されたページなのに、赤黒い血と泥の色を感じる
部分すらありました。

そして、この戦闘の絵に重なり並ぶ、詩のような言葉が、
鋭く研いだ剣のようにギラリと重みのある光を放っていて、
読んでいる私の胸の内に、
「このシーン、おまえならどうする?」
「おまえは誰かを卑怯者と罵れるか?」
と容赦なく問いかけてくるようでもありました。


登場する女性の残酷さにはさすがにハラハラしました。
「いつも僕を愛で包んでくれる、思い慕うあの子」って、
戦争モノにありがちな美談キャラに過ぎなかったんだなあと。

どれだけ浅ましいんだあ、と思いつつも、確かにナア、
自分が思いを寄せる男性以外は、すべて「他人」であり、
「他人」=「一人の人間としてすら、視界に入ってこない」。
……みたいな残酷さを発揮してしまう時が、私にもあると思う。
女ですみません。

白状しておくけど、私は出産直後、新生児室に並ぶ大勢の
赤ちゃん達のなかで、自分の息子だけが美しく輝いて見えており、
それ以外の赤ちゃんは「ふーん、どこが可愛いのかわからんな」
と思いながら冷たく眺めていた。
(この感覚をもった産婦はいっぱいいるはず!)
それと似ている。
女ですみません。


といった具合に、どこまでも甘えのない、最高の戦争漫画です。
そしてこれから、笹幸恵さんの『沖縄戦 二十四歳の大隊長』を
読み進めます。


「安倍晋三は中韓に屈している!」

平成27年8月2日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

*当初のテーマから変更しました絵文字:重要

8月2日の「ゴー宣道場」は、

『安倍晋三は中韓に屈している』と題して開催します。

安倍晋三には怒りが溜まりまくっている。

そろそろ十分の一くらいは放出しなければ、健康に悪い。

 

もちろん課題図書は同じで、「屈している!」の部分に、

「戦中・戦後の倫理を問う」のテーマは包摂できる。

安倍晋三の倫理を問う議論でもある。


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今回はわしが司会をして、参加者を巻き込んで進行する。

 

わしを呼ぶ予定だった自民党リベラル派の勉強会が、

「安保法制に反対の小林よしのりを呼んではいかん」と

いう理由で、執行部によって潰され、自民党内では異論を

排除する全体主義が完成している。

 

同日に開催された安倍応援団の勉強会では、

「マスコミを懲らしめる」発言もあり、言論弾圧の兆候も

出始めた。

最初にこの問題でわしの見解を語る。

 

強行採決がいつ行われるか知らないが、安保法制について、

ゲストを交えた師範方で討論もしたい。


ゲストには、著書で慰安婦問題の新たな解決手段を
提案されている
松竹伸幸氏をゲストに迎える。


課題図書として

『慰安婦問題をこれで終わらせる』(松竹伸幸)

『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(笹幸恵)

『卑怯者の島』(小林よしのり)

以上3冊をテキストにして、戦場や植民地での倫理観の

問題を議論することになる。

議論のテーマは状況に応じて変えるかもしれないので、

その都度、報告する。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成27年7/22(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ


泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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