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泉美木蘭
2018.6.16 11:34日々の出来事

選民意識と向学心

「選民意識」ってやっかいなものだね。
自分は特別に選ばれた人間なのだ、なにもわかっていない世の中の民とは違うのだ、というところから、気に食わない言動を排除したり、「自分の正義」を布教して他人を変えようとするところまでいってしまう。

そういうのは、一見、知的には見えても、「向学心」ではなくなっているのだろうと思う。知識欲があっても、自意識を高じさせるための知識だけを選んで吸収するようになったら、バランスを失ってしまう。
すべて正しいわけがない。
自分の意見がどこかに取り上げられたり、大勢に読まれる立場になったときは、同時にその場で間違いを晒したり、恥をかくこともあるんだということも引き受けなきゃならないと私は考えている。
それが個人の意見を表明するということだと思う。

そういう責任が希薄になってゆくと、人はどんどん弱くて脆い、守られる場所だけで物を言う存在になっていくのかなと思っている。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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