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高森明勅
2018.6.18 07:00日々の出来事

公衆の面前で女子高生のオッパイに触った話

今は昔。私は自宅近くの停留所からバスに乗った。
 
すると、車内の優先席に行儀の悪い女子高生らが、
座っていた。
 
ブラウスのボタンを2つまで外し、
空いた席に鞄を投げ出すなど、いかにもアバズレ。
 
そこにお年寄りが乗車。
 
やむを得ないので、いつものように
席を譲らせようとした。
 
手を彼女らの方に向け、「君たちねぇ…」と言い掛ける。
 
その瞬間。
 
バスが突然、方向を変えた。
 
オットット、と体勢を崩し、全く予期せぬ事態になった。
 
私が何気なく差し出した手がそのまま、
その女子高生の1人のふくよかなオッパイに、
ムニュッとめり込んだのだ。
 
これはさすがにマズイ。
 
世間的には殆ど痴漢に近い。
 
と言うより痴漢そのもの。
 
一瞬、迷惑を掛けるかも知れない
妻や子供たちの顔が頭に浮かぶ。
 
「私は痴漢じゃない。冤罪だ!」
と心の中で小さく叫ぶ。
 
しかし表面上は(必要以上に)平然と、
かつ優しく台詞(せりふ)の続きを。
 
「その席は優先席だよ。
お年寄りが乗って来たんだから、
席を譲ったらどうだい?」と。
 
すると、その女の子達は皆、
顔を赤らめて一斉に立ち上がり、
優先席から誰もいなくなった。
 
そのお年寄りは、何も気付かなかったように、
私にしきりに感謝してその席に座られた。
 
私は彼女たちに丁寧に(かつ、あくまでも平然と)
 
「君たち、有難うね」と礼を言った。
 
彼女たちが顔を赤らめた理由は何か。
 
自分たちの行儀の悪さに気付いた為か。
 
それとも、仲間の1人が変なオッサンに
公衆の面前でオッパイを触られた為か。
 
それは知らない。
 
昔々の出来事だ。
 
全ては無事平穏に終わった。
 
しかし、あれがもしセクハラ騒動で
賑わった今年の出来事だったら、
と想像すると恐ろしい。
 
あの時のオッパイの感触は今も私の手に残っているが…。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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