ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2018.6.26 07:00日々の出来事

6月のあれこれ

6月2日、渋谷で出張版ゴー宣道場。
 
ゲストの中島岳志氏がわが友人S兄(けい)
の友人だったと初めて知った。
 
ハーバード大学留学時代に一緒に学んだらしい。
 
8日、新宿でTBSのさる番組を担当している
Tさんと打ち合わせ。
 
私はテレビの事は全く知らないのだが、
ゴールデンタイム(というのもよく知らなかったが)
の番組らしい。
 
10日、福岡で九州ゴー宣道場。
 
ゲストの若手憲法学者、
井上武史氏がそもそも憲法学に志したキッカケは、
戦後憲法学の定番の教科書、芦部信喜『憲法』に
違和感を覚えたから、という。
 
異端な訳だ。
 
これからが楽しみ。
 
12日、大学の授業の一環で靖国神社へ。
 
私の発案で随分前から毎年、続けている。
午後6時、参集殿に集合。
卒業生なども含め50名余り。
境内に他の参拝者が誰もいない静寂の中、
ご本殿で正式参拝。
 
その後、遊就館を私が解説しながら拝観。
神社ご当局の格別のご配慮による。
感謝。
 
16日、高森稽古照今塾。
今期も残すところ来月のみ。
 
17日、兄弟で暮らしている長男と次男の引っ越し祝いに。
前日、稽古照今塾生から貰った山形の清酒
「七賢(しちけん)」を持参。
酒を飲み、寿司をつまみ、
歓談しながら格闘技の番組を視ていると、
この日が「父の日」という話題。
 
初めて気付いた。
 
私は酒の勢いもあり「おい、今日は父の日だぞ」と大騒ぎ。
すると、長男がサプライズで用意していたらしい
バウムクーヘン(私の好物)を差し出した。
 
次男は石川県に出張した時の土産、
清酒「天狗舞(てんぐまい)」を。
図らずも父の日のプレゼントを貰い、
意気揚々と帰路に就いた。
 
結局、引っ越し後の片付けを邪魔しただけ、
という噂もある。
だが、私はコメントする立場にない(安倍首相風に)。
 
21日、衆議院第2議員会館で
「昭和の日ネットワーク」理事会。
 
24日、青梅市で岳父(がくふ)の10年祭。
長女もシンガポールから帰国。
親族が約20名、その他が約20名、
合計40名ほどが参列。
 
祭典後の直会(なおらい)に出ないで、
靖国神社崇敬奉賛会青年部「あさなぎ」
の勉強会に直行。
 
今回は「大陸打通作戦(1号作戦)」
に参加された方(97歳)のお話を伺う。
質疑応答を含め約3時間。
貴重な体験談。
矍鑠(かくしゃく)とされていて、
まだ話し足りない風だった。
私の講話は限られた時間。
なので、支那事変を巡る問題の一端について。
 
「太平洋戦争」という呼称では、
シナ大陸での戦いへの視線が、
スッポリ抜け落ちてしまう。
 
「日中戦争」という呼称では、
当時の国際法における“戦争”と“事変”の違い、
日支双方が戦争でなく敢えて事変にとどめた理由も、
スッポリ抜け落ちてしまう。
 
何より日露戦争の延長と言うべき満州事変と、
結局は日米戦争に雪崩(なだ)れ込んでしまった
支那事変(両者の間には5年間の平和な期間があった)
の区別が見えなくなる等々。
 
トラウトマン工作の挫折について、少し立ち入った。
 
支那事変の直接の前提と言うべき
昭和11年12月の西安事件に触れられなかったのは残念。
 
25日、散髪屋へ。
 
最近、自宅近くの散髪屋に行った時に、
私が待ち時間に持参した靖国神社の社報を
読んでいたのを見られた。
 
店員が散髪の間中、
「お客さんは靖国神社とか行くんですか?」
「そう言えば、西部邁が死にましたね」
「西部と言えば、小林よしのりとの対談本
『反米という作法』が良かったなぁ」
「小林よしのりと言えば、靖国神社の
『みたままつり』にボンボリ(雪洞)を奉納したり
しているの、知ってますか?」
 
などと、ずっと話し掛けられて閉口した。
 
私は(色々と喋りたい気持ちを抑えて)時折、
「そうですか」「なるほど」「そうらしいですね」
と曖昧に相槌(あいづち)を打つだけ。
 
それ以来、別の店にしている。
 
26日には、代々木の神社本庁で政教関係を正す会
の役員会が予定されている。
 
27日は古事記ワンダーランドなど収録。
 
28日は砧(きぬた)スタジオで
TBSの番組収録。
予め知らされている拘束時間の長さにウンザリ。
放送日はまだ聞いていない。
 
29日は編集会議。
文芸批評家の富岡幸一郎氏らと。
 
その後、ある新書の担当者と
打ち合わせが予定されていた。
原稿は一応、全て渡してある。
でもデザインの作業が遅れているそうだ。
そこで私から、無理をしないよう延期を提案した。
 
私は、デザイナーには訳あって、
些(いささ)か優しい。
 
急がず、良い仕事をして欲しい。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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