日中、出歩いて帰宅すると、それだけで身体が一回り小さくなってるような気がするぐらい消耗する。
午後イチで、休暇に入って誰もいない出版社の編集部へ行って、スカイプのテレビ電話機能を使った取材。先月、別の仕事で、編集者がスカイプを駆使して北海道の方と繋いでくれたインタビューがうまくいったので、真似してみた。
ここのところ、ネトウヨを卒業した方の取材を続けているのだけど、そのお話を聞いていると、つくづく
「幅広く本を読んでいるかどうか」
「自分とは感覚の違う人とも話せる共同体があるかどうか」
ということが本当に重要なんだなと感じる。どちらもその人の感性の柔軟さに関わっていることのように思う。そもそも、
本を読めない→思考力がない→説明されても理解できない。
そうなると、空気で動かされてしまう、ブームに乗ってしまう、熱に浮かされてしまうという危険な悪循環にはまる。で、
誰かがバキッと解説して論破されそうになると…→思考力のなさによって抱えていた自己矛盾が露呈しそうになり…→自己崩壊の危機に直面するので…
→無視して自己慰撫できる信仰心にすがるしかない!
というモードに突入してしまう。
この自己矛盾にぶち当たった時が、一番変化できて成長できる時なんだろうけど、考える前にまず「直視したくない!」というモードに入ってしまう硬直した脆さ。
いまの社会のままでは、自己慰撫に堕していく人がこれからもどんどん増えていくんだろうと改めて感じた。
ゴー宣道場は、そういった堕落とは一線を画して、ゴリゴリ議論していきますよ。
8月5日(日)は「立憲的改憲、山尾志桜里・条文案、発表!」です。
応募締め切りは7月25日、夏休みのご予定、そろそろご計画の上ご応募下さい。