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高森明勅
2018.9.1 13:04政治

カジノ法成立の舞台裏

先頃、カジノ法がバタバタと成立した。
 
わが長女の旦那はシンガポールの青年で、
彼はかねて日本でカジノが解禁されるのを心配していた。
 
「日本にはシンガポールのようになって欲しくない。
自殺者は増えるし、社会も荒(すさ)んでしまう」と。
 
彼もさぞかし残念がっているだろう。
 
そのカジノ法成立の舞台裏について、
ジャーナリストの池上彰氏がこんな指摘をしている。
 
「金正恩は(米朝首脳)会談の前日、
シンガポールのカジノホテル『マリーナベイ・サンズ』
に行きました。
これはトランプに恩を売ったのですよ。
金正恩が行ったおかげで…大宣伝です。
このホテルの経営者が、シェルドン・アデルソン
といって、ラスベガスのカジノ王であり、
トランプの支援者なんですね。
 
…(彼が)18年11月の中間選挙用の資金として
共和党に莫大な政治献金をすると発表した直後、
首脳会談の場所がシンガポールに決まっています」
 
「2011年にシンガポールの『マリーナベイ・サンズ』
取材したことがあります。
経営を任されている人物が頻繁に日本に行っていると言うので、
なぜかと聞くと、『日本にカジノ法を作ら
せるための根回しと、
法律ができたあと、サンズが
カジノを作るべき場所を選定している
のだ』と。
 
ですから、法律ができたら間違いなくサンズが
日本に進出してきます。
日本のカジノ法案(統合型リゾート〔IR〕実施法案)
「IRとは何か」の具体的な説明では、大型カジノを
中心とした
国際ホテルと国際会議場、ショッピングモール
を中心とした
統合型リゾートという言い方をしていて、
これはマリーナベイ・サンズそのものなんです。
 
外国人は無料で入れるけど、
自国民は6千円の入場料をとるというのもまったく同じ。
そう考えると、安倍政権が焦ってカジノ法案を通過させ
た理由も容易に想像できます」と。
 
カジノ法の成立は、トランプ米大統領の支援者に
便宜を図る為(それによってトランプ本人に恩を売る為)
だった、という見立て。
 
それが事実ならとんだ売国行為ではないか。
 
果たして事実かどうか。
 
もしサンズ(又は別の名前でもシェルドン・アデルソン
の息のかかったカジノ)が日本に進出してくれば、
やはり正しかったと証明されるだろう。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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