ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2018.9.19 18:58日々の出来事

新潮社の良心

『新潮45』の特別企画
「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」
について、新潮社の内部からも
批判の声が上がっている。

文芸書編集部が運営する公式アカウント
「新潮社出版部文芸」は、ツイッター上で
『新潮45』を批判する投稿を次々とリツイート、
(いったん削除されたようだけど、再開)
現在では、ツイートのトップに創業者である
佐藤義亮の言葉を掲げている。

「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」

このツイートに、河出書房新社や岩波書房なども
共感を示していた。

ほんと、これこそ新潮社の良心であると信じたいよ。

『新潮45』の編集長は、この言葉をどう聴くだろうか。



笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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第116回 令和6年 4/20 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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