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高森明勅
2018.10.2 10:31政治

沖縄県知事選挙

沖縄県知事選挙は勿論、地方選挙の1つ。
 
しかし、自民党も公明党国政選挙に劣らぬ力の入れようだった。
 
殆ど総力戦を戦ったと言っても、
決して言い過ぎではあるまい。
 
それだけ沖縄が抱える米軍普天間基地の
辺野古への移転問題が重大だという事。
 
にも拘らず、“接戦”“激戦”と言われながら、
政権与党側の予想外の惨敗。
 
玉城デニー氏は佐喜間淳氏に8万票もの大差をつけて勝利。
 
沖縄県知事選挙で過去最多得票だったとか。
 
これは、単に「弔い合戦だったから」という理由だけでは、
説明できないだろう。
 
玉城陣営の事務所に、公明党の支持母体である
創価学会の旗が掲げられていたのが、印象的だった。
 
今回の結果が、来年の参議院選挙にどう繋がって来るのか、
それとも繋がらないのか。
 
翁長雄志前沖縄県知事の県民葬に
安倍首相は欠席の予定という。
 
県民はそれをどう受け取るだろうか。
 
なお自民党の人事では、
先の総裁選で石破茂氏に投票した小泉進次郎氏が、
筆頭副幹事長の再任要請を断ったようだ。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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