沖縄県知事選挙は勿論、地方選挙の1つ。
しかし、自民党も公明党国政選挙に劣らぬ力の入れようだった。殆ど総力戦を戦ったと言っても、決して言い過ぎではあるまい。それだけ沖縄が抱える米軍普天間基地の辺野古への移転問題が重大だという事。にも拘らず、“接戦”“激戦”と言われながら、政権与党側の予想外の惨敗。玉城デニー氏は佐喜間淳氏に8万票もの大差をつけて勝利。沖縄県知事選挙で過去最多得票だったとか。これは、単に「弔い合戦だったから」という理由だけでは、説明できないだろう。玉城陣営の事務所に、公明党の支持母体である創価学会の旗が掲げられていたのが、印象的だった。今回の結果が、来年の参議院選挙にどう繋がって来るのか、それとも繋がらないのか。翁長雄志前沖縄県知事の県民葬に安倍首相は欠席の予定という。県民はそれをどう受け取るだろうか。なお自民党の人事では、先の総裁選で石破茂氏に投票した小泉進次郎氏が、
筆頭副幹事長の再任要請を断ったようだ。