ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2018.10.20 11:49ゴー宣道場

「ゴー宣道場」アンケート回答、大変だったぞ

10月14日(日曜)第76回ゴー宣道場が開催された。
テーマは「男女平等とLGBT」だ。
基調講演は泉美木蘭さんが頑張ってくれた。
よくたったあれだけの時間で、問題点を網羅してくれた
と思います。泉美さん、さすがです。
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◆LGBTの一人としてどのような議論が展開されるか
関心があった。
とても面白かったし、色々考えさせられました。
小林先生の宿命を全部社会制度のせいにするのは甘えた
生き方という言葉が特に心に残りました。
(東京都・42歳男性・自営業)
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当事者がこのように聞いてくれたのはとてもありがたい。
国や社会制度がすべての個人の生きやすさを保障して
くれると思ってはいけない。
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◆ハーバード大学の学長の話の内容は、どう聞いても
まっとうだと思う。
それなのに初の不信任案可決というのはひどいと思った。
話の内容が幅広く、改めて自分の知らなさを自覚させて
頂きました。
もくれんさん、ありがとうございました。
(東京都・42歳男性・不動産営業)
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男女平等が原理主義化してるから、男女の性差の分析も
タブーになってしまう。
ようするにポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)だ。
これが強くなって窒息しそうだから、トランプを支持する
本音の層が生まれたのだ。
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◆差別を禁止しようとすると表現がせばめられたり、
規制されてしまい、むずかしい社会になりそうである。
自分の職場でも新入社員の女性がいるだけで周り
(自分も含めて)はセクハラとかを気にして言動に気を
つけて、静かな環境になっている。
お互いどう対応していいのかわからない。
難しい世の中になったなと思う。
(静岡県・44歳男性・地方公務員)
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女性への対応は本当に難しくなったと感じる。
触らぬ神に祟りなしで接するしかなくなるかもしれない。
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◆泉美師範の、男女の違いではなく優劣にこだわり、
男女平等から遠ざかっているという話がとても印象的
でした。
(愛知県・31歳男性・愛知県)
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特定分野で男の方が有利にできているという考えがダメ
ということなんだろうね。
だったらオリンピックの全ての競技を男女混合にしなけ
ればいけないはずだよ。
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◆私は女性と付き合っていたことがあり、「結婚できた
らいいな」と思ってたこともあるので気持ちとしては
同性婚を認めたいけど、第1部の話を聞いて、結婚制度
を変えるべきではないのか…と悩みました。
よしりん先生の「こっそりやってくれ」の言葉に
やさしさを感じました。
全て禁止、全て解禁という原理主義ではなく、とても
人間的なものを感じます。
今は世の中、白黒はっきり分けようとしすぎだと思います。
もっとグレーなのが多くて当たり前だと思います。
「多様性が大切」と言いながら、表現規制により言論が
狭まっているのは何なのでしょう。
大きな問題だと思います。
(神奈川県・36歳女性・会社経営)
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結婚は家を単位にした制度です。
たかが制度だとわしは思うのだけどね。
いろんな愛を経験してきたわしにとっては、制度は大切
だが、愛は制度で担保されないと確信しています。
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◆小林先生が言われていたように、宿命はうけ入れる
べきだと私も思います。
性によって差別されるべきではないですが、それを
何でも自由にするのはちがうと思います。
(神奈川県・38歳女性・会社員)
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わしの意見に反発する女性がいるのではと思っていたが、
案外、賛成してくれる女性が多いのが意外だった。
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◆皆さんの質問内容、とても面白かったです。
同じ子供を持つ母親として思わず涙が出そうになった
ことも…。
代理出産で生まれた子、子を授かった親に対する差別心
についての議論ですが、小林先生の「差別に対して
原理主義になってはいけない」という言葉が、人間の本質
を突いていたと思います。
差別する心、優越感というものは人間として当然持って
いると、私も考えるからです。
それが競争心につながり、良い意味で社会が進歩する
原動力になると思っています。
(奈良県・44歳女性・調剤事務)
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理想主義・理念主義の若者でも、普通は大人になれば
バランス感覚が育っていく。
それが「庶民感覚」であり、思想的には「保守」という
ものなんです。
今の時代は、大衆化したエセ保守と、エセリベラルが、
多数派になった。
それを修正するのが、わしの役割りだと思っています。
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◆倉持先生の述べられた、等しいものは等しく、等しく
ないものは等しくなくという言葉が腑に落ちました。
(栃木県・36歳男性・会社員)
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「等しいものには等しく、等しくないものには等しくなく」
とか「差別と区別は違う」という言葉は、一瞬なるほどと
思うのだけれども、わしは腑に落ちるには至らない。
ではLGBTの人々は、多数派の男女とは等しくないの
だから、等しくない対応をせよ、等しくない政策をとれ
ということだろうか?
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◆よしりん先生のおっしゃっていた、結婚制度は基本
男女という主張に共感しました。
多様な性は尊重すべきだと思いますが、制度自体は
スタンダードな形を維持することが大切なのだと思います。
(神奈川県・35歳男性・中学社会科教師)
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今までのスタンダードが因習か否か?
それを思想し、判断する前に、オールフリーと考えるのは、
楽でしょうけど、危険だと直感できる人が「庶民」であり、
思想的には「保守」なんです。
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◆自分はよしりん先生の『差別論スペシャル』でゴー宣を
読み始めたので、それすら現在では規制に引っかかるという
のは、ショックです。
新潮45休刊を和製リベラルは勝ち誇っているのかもしれ
ませんが、議論できずに威圧的になっている姿勢には疑問を
覚えます。
はっきり言って『差別論』のレベルにすらいまだに達して
いない日本の現状はうすら寒い思いがします。
(群馬県・38歳男性・アルバイト)
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『差別論』はベストセラーになったけど、日本人の全人口
から見れば、ごく少数ですし、読解した人はさらに少数で
しょう。
『戦争論』から入った人のほとんどが『差別論』は読んで
いない。
あれから数十年が経っていれば、読んだ事がない人は膨大
にいる。
世の中は進歩するどころか、退歩しているようです。
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◆倉持先生の意見をもっと聞いてみたかったです。
小林先生の言う保守的感覚から考えれば、憲法上まで
LGBTを前提とするような改正は反対との意見に
私も賛成です。
倉持先生はどの様に考えてらっしゃるのでしょうか。
リベラル的感覚でも同じ結論に至るのでしょうか。
(大阪府・43歳男性・自営業)
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さすが、「ゴー宣道場」の門下生は欺瞞を許さないな。
言っておきますが、わしは仲間を貴重な存在と捉えて
いますから、意見が違っても、攻撃的な批判はしません。
高森氏に対しても、倉持氏に対しても、意見が違っても、
敬意を払います。
倉持氏は「ゴー宣道場」にとっては、貴重な人材です。
しかし、憲法の条文をどうするかは、差し迫った問題だ
と、思います。
憲法24条の「両性の合意」を「両者の合意」に変えるか
否かは将来の日本を占う重大な岐路です。
そして、わしは自分が間違っていたら、こだわりなく、
あっさり認めて、転向します。
議論の結果としての転向に謝罪は要りません。
「公」のための議論が大事で、「私」の意固地を守る
必要など要らないと考えます。
できれば、自分の考えがどんどん変わっていくほどの
真実を期待しています。
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◆小林先生がLGBTカップルや子供が出来ない人達に、
代理母などを使うなら「こっそりやってくれ」という
のに、私は、恐怖を感じていました。
なぜなら、こっそりだと、闇にかかわり子供をほしい人
たちが悪い人達に協力をたのみ、結果、子供達も、
不幸になってしまうのでは?と思ってしまいました。
(千葉県・女性)
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なるほど。「こっそりやってくれ」というわしの言葉に
「人間的だ」と共感してくれる人もいれば、
「恐怖を感じる」人もいるのですね。
けれども、今現在の日本で、毎年、堕胎される胎児は、
30万人もいるんですよ。
わしは堕胎に反対ですが、いろんな事情で堕胎せざるを
得ない人がいるのでしょう。
胎児が人間でないと言い切れますか?
一般病院でも、堕胎は「こっそり」やっているはずだし、
中には闇医者に頼んでる人もいるでしょう。
わしも本音は、代理母は法的に禁止した方がいいとすら
思います。
けれども無理でしょう。
テレビで堂々と、代理母で子供を得たと公言する人も
いますし、それに違和感を感じない人もいるようです。
ならば「こっそりやってくれ」と言うしかないのです。
けれども、あなたのような保守的な女性は好感を持ち
ますね。
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◆代理出産に関する話は、私としては「絶対にダメだ」
とまではいえません。
でも、やたらと称揚することもできません。
小林先生の「出産という命がけの行為」を、他人にやら
せるのは問題だという話は、その通りだと思いました。
同時に、「出産に危険がなければいいのか?」という
視点でも考えなければいけないと思いました。
もしかしたら科学の力で、解決できてしまうかもしれ
ないので。
(神奈川県・38歳男性・会社員)
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「代理出産」については、このように色んな考えがある
ようなので、12月に質問してください。
笹さんが「代理母に意見がある人?」と言って、発言を
求めてください。
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◆動物的な視点を見ると、人間は本能的に差別心を持っ
ていると思います。
それが人間じゃないでしょうか。
なので最後の女性質問者の小林先生の代理母に関する
発言は差別ではないかと言われたのには違和感があり
ました。
「差別」という言葉の問題なのか、単なる「違和感」
の感覚が「差別」という大きなワードに発展する、
この現状の社会に違和感を感じてます。
(神奈川県・49歳男性・ケアマネジャー)
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これも鋭い意見だよなあ。
<「差別」という言葉の問題なのか、単なる「違和感」 の

感覚が「差別」という大きなワードに発展する、

この現状の社会に違和感を感じてます。>
わしが感じた違和感を、見事に言い当ててくれている。
こういう感受性を持つ人がいるのが、わしは嬉しい。
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◆同性間の結婚について、結婚は構わないが子供に
ついてはあきらめなければならないという小林先生の
意見は、自分のDNAを持った子供を持ちたいという
人に対する差別と受けとられかねない。
しかし、2部で質問した女性の話を聞いて「気持ちが悪い」
という感覚もわかる。
高森先生がおっしゃったように、その感覚は時代に
よって変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。
法律を定める場合その線引きが難しいのは、そのような
人の感覚と法律という理論がなじまないとともに
「神の領域」を人が決めなければならないという難しさ
があると思う。
(千葉県・54歳男性・福祉法人職員)
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「自分のDNAを持った子供を持ちたい」という感覚は、
「自分のDNAなんかに執着しない」と考えるわしから
見れば、エゴイズムです。
これも12月の「ゴー宣道場」で質問してくれればいい。
「時代によって変わるかも」と言って、判断保留してる
のは逃げです。
すでに憲法改正の条文案に、結婚制度を変える項目が
出てきているのだから、それを反対するのか賛成するの
かが問われているのです。
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今回のアンケートは、このように反応が混とんとして
います。
まだアンケートの第二弾があるのですが、回答に時間
がかかるので、第二弾は簡単に済ませます。
どうか12月の「ゴー宣道場」で質問してください。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第94回 令和2年 12/6 SUN
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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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