ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2018.11.12 14:20政治

戦争は常にあり得る

京都で初めてのゴー宣道場。

笹幸恵師範の基調講演は聴き応えがあった。

大東亜戦争を戦った兵士達が守りたかったのは
今のような日本なのか。

しきりに反省させられた。

ところで、当日の私の発言は極端に聞こえただろうか。

近代国民国家にとって、
自衛権の行使(自衛の為の制約された武力行使)は、
可能性としては“常に”あり得る
(それは国際法上、戦争とは区別されるものの、
実態において大差がある訳ではない)。

「戦力」=軍隊を保持できない、
つまり個別的自衛権すら十全に行使できない
ままの戦後日本の国民達は、その“当たり前”の事実から
敢えて目を反らしているのか。

それとも、そんな事実はとっくに忘れ去ってしまったか。

しかし、世界はいまだに戦争(武力行使)を放棄していない。

その冷厳な現実認識に立脚すれば、
私の発言は別に風変わりなものではないと、
ご理解戴けるはずだ
(調子に乗って連発したギャグはともかく)。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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