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高森明勅
2018.11.25 11:28その他ニュース

古代史学の泰斗、田中卓先生ご逝去

11月24日、古代史学者の田中卓先生が
94歳で亡くなられた。
 
兵庫県のH先生からお知らせ戴いた。
 
茫然自失。
 
まさに、巨星墜(お)つ、の感が深い。
 
日本律令学の大成者、
瀧川政次郎博士がかつて、
田中先生について「正統日本史学唯一の闘将」
という趣旨の評価をしておられたのを思い出す。
 
戦後のマルクス主義歴史学の全盛期に、
孤軍奮闘、精緻な実証と公正な学的態度で、
真っ向から戦いを挑まれた。
 
それは昨今、
見え始めている古代史学の健全化の兆しの、
掛け替えの無い先駆けだった。
 
改めて正・続『田中卓著作集』を読み返し、
先生の学問的偉業を偲びたい。
 
先生、長年のご尽力、有難うございました。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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