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小林よしのり
2018.12.11 13:42日々の出来事

移民を入れて日本人も年収100万円か?

人手不足での倒産件数がこの4年で最多を記録して
いることを知らない馬鹿がいる。
人件費の高騰が原因だ。
「人手不足倒産」は零細企業で55・8%で過半数を
超える。
中小企業では43・8%。
この中小零細企業が倒産すれば、下請け・孫請けに
業務委託している大企業も危険である。

「バブル期超えの有効求人倍率」と政府は言ってたが、
ならば好景気のはずだ。
高景気なら賃金を上げて、待遇を良くすれば、
人手不足が解消され、零細企業も大繁盛となるはず。
ところがそれをやったら一気に収支が悪化して倒産に
追い込まれるのが、今の経済の実態である。

待遇を良く出来ない企業は「ゾンビ企業」だから「良い
倒産」させればいいと言えるのか?

実は景気が良くて人手不足なのではなく、少子高齢化で
働き手が減っているから人手不足なのだ。
したがって外国人労働者を低賃金で雇うしかなくなる。
それが経済界の要請だから、政府は叶えようとしている
のだ。

だが、少子高齢化を放っておくなら、この先、永遠に
移民を入れるしかなくなる。
それは賃金の下方圧力がかかって、日本人の賃金がもっと
下がる未来が待っているだけだ。
非正規社員の増加で、年収200万が当たり前になったが、
いずれ年収100万円の時代が来るのだろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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