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笹幸恵
2019.1.10 15:54日々の出来事

週刊SPA!の件

昨年12月25日号の「週刊SPA!」の特集
「ヤレる『ギャラ飲み』実況中継」という記事が
ネットを中心に批判を浴び、編集長と発行人が
公式サイトで謝罪した。

記事の中にある、ヤレる女子大ランキング、
これが批判の的になったようだ。

で、このランキングの中に、私の出身大学も
しっかり入っている。

「おおお、我が大学は相変わらず常連なのね」

OGである私は、そう思っただけだった。

20ン年前も、こうした雑誌で取り上げられたことが
あったと記憶する。
合コンでお持ち帰りができる、とか。
以来、それがネタになった。
「お嬢様学校の出身なのね」と持ち上げてくる人には、
「いやいや、すぐお持ち帰りできる学校らしいですよ」
と答えることにしていたのだ。
そのときの相手の目を丸くした反応が面白いし、
出身大学で自分を色分けするな、という
反発心もちょっぴりあった。

第一「女子大」とか「お嬢様」とか、
一般的に幻想を抱きやすいフレーズと、
そのギャップとを楽しむという
人間のいやらしいサガをくすぐるのが週刊誌だ。

犬が人を噛んでもニュースにはならないが、
人が犬を噛んだらニュースになる。
今回、ランキングに載ったということは、
我が出身校、いまだお嬢様のブランドイメージが
健在ということなんだろう。
イメージを大事にしたい大学側にとっては
迷惑な話だろうけど、実際のところ、
我が出身校の学生の多くは真面目だ。
真面目すぎるくらいだ。

公式サイトの謝罪文には、「多くの女性を傷つけて
しまったことを深くお詫びいたします」と
あるのだけど、ランキングに載った大学のOGである私は、
むしろ「少しも傷ついていません。宣伝ありがとう」と
お伝えしたい。



 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院在学中。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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