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高森明勅
2019.1.31 15:33政治

「明治の日」実現!総決起集会

1月29日、永田町の憲政記念館で

「『明治の日』実現!総決起集会」が開催された。

11月3日は明治天皇のお誕生日。

だから明治時代には 「天長節(てんきょうせつ)」
と呼ばれる祝日だった。

大正になると当然、
天長節は大正天皇のお誕生日(8月31日)に移動。

その為、この日は一旦、平日となっていた。

ところが、
明治天皇を仰ぎ慕う国民の気持ちが強く、
昭和2年に「明治節」という祝日として復活した。

しかし、先の大戦の敗北後、
占領当局の意向で制定された祝日法(昭和23年)では、
「文化の日」という明治天皇とも明治時代とも無縁の祝日に変更された。

そもそも、こうした経緯自体、
一般には余り知られていないのかも知れない。

近年、この日を「明治の日」に改めようという
運動が起こり、目的を同じくする議員連盟も設立された。

この集会には、
同議連会長の古屋圭司衆院議員をはじめ、
会長代理の高市早苗衆院議員、
幹事長の稲田朋美衆院議員、
事務局長の山田宏衆院議員他、
国会議員が何人もご多忙の中を参加してくれた。

法律改正が必要なテーマだけに有難い。

又、明治天皇をお祀りする明治神宮からは

網谷道弘権宮司(ごんぐうじ)がお越し下さった。

更に、大原康男國學院大學名誉教授、
評論家の江崎道朗氏などが登壇してスピーチ。

私も及ばずながら、11月3日を何故「明治の日」に改めるべきか、

自分なりに焦点と思うところを端的に語った。

会場を見ると、日本会議の椛島有三事務総長が
一般参加者の1人として後ろの方の席に座っておられた。

当日、メディア関係では朝日新聞の記者が
取材に来ていたようだ。

翌日の紙面の「政界ファイル」というコーナーで、
古屋議連会長の経過報告の“さわり”
(話の最も印象的な部分。
冒頭・出だしの意味で使うのは誤用なので、念のため)
を的確に紹介していた。

優秀な記者が来ていたのだろう。

「明治の日」について、国民の関心はまだ低い。

議員の熱意も十分ではないようだ。

だが、私も少しばかりお手伝いした 4月29日を
「昭和の日」に改める運動も、 決して平坦な道のりではなかった。

祝日法の改正が実現したのは
平成17年、実際にそれが施行されたのは19年からだった。

私がかねて指摘して来たように、
「明治の日」の場合は「昭和の日」以上の困難さが予想できる。

しかし、早々と諦める必要はない。

なお聞くところによると、
神道政治連盟がこの運動に極めて非協力的だとか。

「昭和の日」の時にはしっかり協力してくれていたはず。

どういう理由か詳しい事情は知らない。

だが不可解だ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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