ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2019.2.7 10:08日々の出来事

某ジャーナリストから訴えられた件について

『BlackBox』の伊藤詩織氏を強引にホテルに連れ込んだ
某ジャーナリストから訴状が届いた。
1年半前の「SAPIO」に描いた『ゴー宣』が名誉棄損だ
ということで、裁判で争うことになった。

単行本にも収めていない作品をわざわざ指摘した理由が
よくわからない。
わしは伊藤詩織氏の言い分を全面的に信じたのだし、
当時の週刊新潮の記事を信じて描いた。
訴える相手が、伊藤詩織氏でもなく、週刊新潮でもなく、
小林よしのりという理由もわからない。

わしが描いた一番の動機は、逮捕寸前で当時の刑事部長・
中村格が現場の警察に逮捕を止めさせたという事実を
知ったからだ。
明らかに権力が介入している!
女性の被害を権力が握りつぶすなんてことが、日本で
起こっていいはずがない!

この裁判は権力に太いパイプを持つ某ジャーナリストが、
ペンでなく、裁判という権力システムを利用して、
小林よしのりの言論・表現の自由を委縮させようという
行為になる。
これは、権力との戦いである!

この件に関しては、3月5日発売の「SPA!」『ゴー宣』で
描くが、その後もレイプをテーマに描いていくことになる。

ただし、わしの執筆で一番気をつけなければならないのは、
伊藤詩織氏を傷つけないこと!
PTSDの症状が再発しないように、描き方に気を付ける。

そして、某ジャーナリストの名前も出さない、似顔絵も
描かないこと。
これは裁判対策であるが、似顔絵を描いてやるだけの
価値もない。

はからずも泣き寝入りケースが多すぎるレイプ被害者の
ために描くことになるが、フェミニズム運動の応援でも
ないし、女性を味方にしようという下心もないし、
ただ男の立場から、レイプというものを真剣に捉えなお
してみる作品を描いていこうと思う。

裁判は小学館の弁護士に任せる。
わしは表現者なので、言論・表現の自由を行使して、
権力と戦いつつ、「公」のために描く!
それだけである。
初公判は2月15日。書面のやり取りだけになろう。
3年くらいかかるかもしれないので、じっくり強姦・
準強姦・強制性交の問題を描いていこう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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