ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.2.14 20:33ゴー宣道場

第79回「ゴー宣道場」アンケート回答1

2月10日(日曜)「防衛のリアルと憲法の矛盾」と
題して、第79回「ゴー宣道場」が開催された。
ゲストは国際政治学者の川上高司氏である。
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◆川上先生の話を聴いて、日本の状況は極めて深刻で
あると同時に対米自立を果たすチャンスでもあると
いうことがよく分かりました。
アメリカにも中国にもロシアにもこびへつらうくせに
愛国者ぶる安倍政権とそれを支持する御用学者・
ネトウヨに強い怒りを覚えます。
外国の属国であることに恥ずかしさを感じない日本の
世論を変えるのは非常に難しいと思いますが、
小林先生の「昔と比べて空気は変わってきた」との
発言に希望を抱きました。
(神奈川県・23歳・公務員)
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言いやすくなって言ったってしょうがないんだよ。
同調圧力が強くて、言ったら馬鹿扱い、悪党扱いされる
ときに言い続けていなければ無意味なんだよ。
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◆「主権が無い」という状況は、自分とは無関係な、
遠い、どうでも良い状況ではなく、国民一人一人に
つきつけられた、耐えがたい状況である事を、
再認識させられました。
(東京都・49歳男性・会社員)
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主権がないことに怒らないなら、沖縄の基地問題を
あれこれ言う資格はないし、同情してるふりは止め
るべきだ。
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◆日本の「公」を考える上で、世界地図を見るという
ことも大切だと思いました。
大河ドラマで、日本の戦国時代を扱うときは、よく
日本地図が出てきます。
また、幕末・明治維新を扱うときは地球儀が出てき
たりした記憶があります。
やはり、視野を広くして、世界の中での日本の「公」
についても思考していくべきことを再確認できました。
(埼玉県・41歳男性・司法書士)
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わしは朝鮮半島の統一はないと見ている。
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◆「御用学者だったんだけどやめました」にはウケ
ました。御用学者は保身のために国を危機に追い込む
のでその英断に拍手です。
「護衛艦」が守っているのは「アメリカの」空母。
トランプ大統領の今は米軍全部撤退の最大の
チャンス!というのは激しく同意です。
事あるごとに知り合いに語っています。
いつまでアメリカに占領されなければならないのか。
何故この状態で動かないのか。
希望はゴー宣道場だけですか…
(東京都・52歳男性・自営業)
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米軍全部撤退しても構わないのだが、そのためには
憲法改正して、「戦力」を持つことを明記しなければ。
米国と一体化するための憲法改正ではなく、日本が
自主独立していくための憲法改正をせねば。
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◆アメリカが、日本が核保有してもいいと思っている、
日本はアメリカにとって防衛線でしかない、
日本は弾が足りずヤラれた後にアメリカが登場する…
全てビックリ情報でした。
川上先生の辺野古の話が衝撃的でした。
アメリカは沖合を提案していたのに、辺野古を要望
したのは日本。
アメリカは沖縄から出てもいいのに、離さないのは日本。
実質的に辺野古は使いにくくいらない、など。
(東京都・47歳男性・会社員)
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沖縄は米軍にとっては相当にありがたい基地なんだと、
わしは推測するがな。
思いやり予算や、地位協定など、他国に駐留している
米軍よりもはるかに好待遇だから。
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◆質問の方の「お上にまかせて、決めちゃえば?」と
いうのは今の日本人の精神をよく表していると思い
ましたが、国民が「自主独立」の精神を持つように
ならなければ意味ないですね。
たくさん議論する場や言論の自由がなければいけ
ないと思いました。
(神奈川県・37歳女性・会社経営)
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日本人はお上に決めてもらうしかないのかもしれない
と、最近わしも思うようになってきた。
その際、国民の一部として、どのようにお上と連携
するかが問題になるが。
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◆私は元来、スイスのような武装中立が良いと思って
いて、最終的にはそれを目指すべきだと思います。
しかし、中国の数の力に対抗するなど、中立が難し
ければ、必要最低限の米軍は駐留させてもいいのでは
ないかと思います。
現在の野党では、政権交代には程遠く、立憲的改憲を
打ち出せる様子でもないので、石破茂に首相になって
もらい、核武装を決めてもらっても良いのではないか
と思います。
(東京都・22歳男性・学生)
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こういう意見、いいなあ。
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◆日本が米国から独立する上で中国と手を組む事も
選択肢にあるとの事ですが、全球化を進める中国との
交渉はともすれば併呑されかねない危険を持つと
考えます。
自衛隊を戦力として格上げして、抑止力を持つ必要が
あると思います。
(栃木県・36歳男性・会社員)
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わしも全く同じ意見。中国と手を組むはないな。
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◆南北朝鮮が統一し、身近に核の脅威がせまれば、
国民の意識は短期間で一変すると思う。
ただこのような外圧による変化は気分的なもので、
真の自主独立には結びつかないとも思う。
(千葉県・54歳男性・福祉法人職員)
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南北朝鮮統一は絶対ないな。
あれは韓国が戦争を恐れてるだけ。
北朝鮮はアメリカを騙してるだけ。
アメリカが結局何もできない腰抜けだったという
ことがはっきりしただけ。
イラクの次は北朝鮮を潰してくれると言っていた
親米・従米ポチ君たちが、大間違いだったという
ことが証明されただけ。
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◆エドワード・スノーデンが証言した日本の発電所
などにアメリカがマルウェアを埋め込んでいるのが
事実との話は、衝撃的でした。
川上先生がそのように認識されているということが
分かりました。
(神奈川県・49歳男性・会社員)
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わしは根拠と目的がはっきりしない話は考えない。
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◆核武装について、国民がもっと真剣に考えないと
いけないと感じ、主権がとても大事だと思いました。
とにかく、憲法を守れば平和というステージは終了
したのではと思います。
全体的にシビレる議論でした。
(群馬県・42歳男性・看護師)
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核武装は安上がりで対等になれる唯一の手段。
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◆川上先生はやはり、日米同盟をベースに考えて
いるのだと思います。
それでいて国際情勢が変わってきているので我々も
準備が必要だとおっしゃっていたと思います。
それも大事ですが、国際情勢とは関係のないところで、
自主独立をめざす気概も必要だと思いました。
(神奈川県・45歳男性・会社員)
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主権がなけりゃ、民主主義国家にもなれないのだし、
個人が親離れして自分の足で立って、生きていくのと
全く同じです。
一身独立して、一国独立すです。
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◆政治家に自主防衛を論ずる人が居なくなっている
ことにショックを受けた。
沖縄基地問題を考えれば登場する議題であるハズ
なのに誰も考えてないということでしょうか?
世界のパワーバランスが変化している今こそチャンス
という言葉に元気づけられた。
(東京都・54歳男性・無職)
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今こそチャンスと言われて、我々は一体何をすれば
いいのだろうね?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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