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高森明勅
2019.3.24 06:00皇統問題

「男系」論者の本音

皇位継承を巡る「男系」論者の
代表的なお1人は、憲法学者の百地章氏だろう。
しかし、その百地氏も
「万一の場合には、皇統を守るために、
女帝さらには女系の選択ということもあり得る」
(『憲法の常識 常識の憲法』94頁)と、
注意深く述べておられる。
 
もう1人の代表的な男系論者、
八木秀次氏も以下のように“率直”に
語っておられた。
 
「正直に言えば私とて、
女性天皇に絶対反対というわけではない。
男系継承という道を探して、万策尽きた場合には
女性天皇も女系天皇もやむを得ない」
(『本当に女帝を認めてもいいのか』75頁)と。
 
お2人とも、女性天皇、女系天皇を
“絶対的”には排除されていなかった。
 
「皇統を守るために…
女系の選択ということもあり得る」と。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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テーマ: 「皇室と憲法における平和主義」

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