ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.3.24 14:21ゴー宣道場

孫悟空と沙悟浄

「ゴー宣道場」の中に門弟門下生は特権階級じゃないから、
「背中を押してやって増やしたい」という拡大派と、
「大人なんだから自主的に入った者だけでいい」という
守旧派がいる。

拡大派はわしと門下生との交流に賛成し、
守旧派はわしを雲上人でいるべきと言う。
まるで「開かれた皇室」と「閉ざされた皇室」の保守派の
論争のようだ。
わしは、昔は「閉ざされた皇室」派だったが、今上陛下の
振舞いを見て、「開かれた皇室」派に変わった。

恐れ多いことだが、今上陛下に学び、わしは雲上人には
ならないし、拡大派に賛成である。

「ゴー宣道場」の参加者は常に「新規」がいるのだし、
新規から見ると「道場」や「門弟」のネーミングを誤解
して、ハードルが高いと尻込みしている。
ところが関西道場に行くと、「背中を押してもらって」
門下生になった人が、ものすごく楽しそうに交流している。
あれを見ると拡大派が正しかったと思わざるを得ない。

C女史はカレーから「地方門下生推進隊長」の役を任され
ているが、なにしろ営業のプロだから、誰の懐にも飛び込
んで、説得するのが上手い。
C女史は東京にも大阪にも岡山にも福岡にも出没する。
フットワークが軽くて、パワーが有り余っている。

彼女が今一番の悩みは、自分が勧誘した門下生を、自分で
門下生メーリスに入れられないことだ。
関東のメーリスは時浦がアシスタントとしてその権限を
C女史に与えた。
カレーも時浦と同様に、門下生メーリスに、C女史が
勧誘した人を参加させる権限を分け与えたらどうだろう?

関東門弟メーリスは関東の設営隊募集が主目的だから、
登録者は50名弱で、定期的に書き込む人は30名
くらいしかいない。
門下生メーリスは全国だから、100名以上がいる。
C女史は全国から門下生を集ってくる人なので、こんな
人材は他にいないと思う。

しかもトラブルに対する処置も自分がやるとC女史は
言っている。
それからトラブルというのは、しょせん防げない。
なぜなら同じ人物の考えが変わってしまったり、後に
変貌してしまったりもするからだ。
そのときの処置をやる覚悟までC女史は引き受けると
言っているのだから、凄い覚悟だなと思う。

C女史はカレーの意志を継承して、拡大路線を貫く。
門下生メーリスの全体を統括するのがカレーであり、
もちろんカレーが入れる役割を持ったままでいいが、
C女史にもその権限を分けてくれたらいいと思う。

C女史は孫悟空みたいな存在で、暴走も確かにするが、
パワーが普通じゃない。
それは泉美木蘭さんを師範にした時と似た状況だ。
無茶苦茶な女だが、うまく常識の杭を打てば、公の
ために役に立つ。
カレーとC女史が共闘すれば「ゴー宣道場」は最強
なんだが。
沙悟浄と孫悟空がケンカしているようで、三蔵法師
のわしは困っちゃってるんだよ。

ちなみに猪八戒は関西設営隊長のしもP。
九州設営隊長のdaiは白馬・玉龍だな。

関東設営隊長とWさんは仏様だ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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