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笹幸恵
2019.4.10 21:41皇室

遅ればせながら『激論!クロスファイア』見ました。

BS朝日『激論!クロスファイア』見ました。

皇位の安定的継承こそが天皇陛下のご意志では
ないのか・・・という話題になり、

おおっ ここから本格的な議論になるぞ!!!

と思ったところで、番組終了。
えええッ。
と思ったので、二度見た。

おおっ ここから本格的な議論になるぞ!!!

と思ったところでやっぱり番組が終わってしまった。
あっという間でした。

八木秀次氏が、側室制度の代替として
「医療技術が発達している」とコメントしたことは、
まさにドン引きの一言に尽きます。
この人、出産がどういうものか
何もわかってないんじゃないかしら?
男女が産み分けられると? それをやれと?
あるいは男が生まれるまで出産し続けろと?
憲法とか皇室の専門家の前に、人間を学びなさい
としか言いようがない。

もう一つ、ちょっとよくわからなかったのが
特例法付帯決議の読点の話。

一、政府は、安定的な皇位継承を確保するための
諸課題女性宮家の創設等について、皇族方の
ご年齢からしても先延ばしすることはできない
重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、
皇族方のご事情等を踏まえ、全体として整合性が
取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに
国会に報告すること。

赤字がおわかりになるでしょうか。
諸課題のあとに「、」が入っています。
八木氏はこの「、」が重要だと言います。
「、」が入っていることによって、
後に続く「女性宮家の創設等」は
諸課題のうちの一つに過ぎないことを表している
というのです。

うん???

要するに女性宮家の創設は、安定的皇位継承のために
講ずる手段の一つにすぎず、ほかにもあるぞって
言いたいのでしょう。
つまりそれが旧宮家の皇籍の復帰。

だけどこれ、普通に読めば、女性宮家の創設が
より強調されている文章ではないでしょうか。
たとえば「、」ではなく「とりわけ」を入れてみます。

一、政府は、安定的な皇位継承を確保するための
諸課題とりわけ女性宮家の創設等について、皇族方の
ご年齢からしても先延ばしすることはできない
重要な課題であることに鑑み・・・

こういう文意の「、」のように思っていたけどなあ。

いずれにせよ、わざわざ「女性宮家の創設等」と
具体的に書いてあることの意味を
無視していいことにはなりません。

なんだか男系継承を絶対とするがゆえに
かなり現実離れした、飛躍した論理展開で
意味不明に陥り、その整合性を取るために
さらに意味不明に陥っているように見えます。

男系固執派がいかに滑稽であるか、
あらためて実感することのできた番組でした。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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