ゴー宣DOJO

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トッキー
2019.4.11 20:43新刊情報

極右も極左も一喝! ゴー宣2nd

道場門下生からの『ゴー宣』感想を
ご紹介します!

 


 

SPA!「ゴー宣」第42章を読みました。

似非保守が言っている「血の論理」や「排外主義」とは全く違う、
「戦争論」以前から一貫している小林先生の主張でもあり、
現代の自主独立国家の在るべき姿として、至極真っ当な、
それでいて誰もが目を背けて、或いは分かっているのにスルーして言わないことが、
真正面から描かれていると感じました。

現在のリベラル左翼の主張は、以前からゴー宣で批判して来た、
サヨク及び左翼の姿勢に繋がると思います。

「ウェストファリア条約」については、
不勉強で、今回のゴー宣で知りました。
平和主義を掲げている筈の左翼が、
実は「反・平和主義」に繋がってしまっているという論理は、
前回の「血の論理」とも相俟って、
左翼の理想主義の限界と現実との乖離を感じました。

しかしリベラル左翼は兎も角、
韓国に対して批判的な支持層がコアにいるのではないかと思っていた
安倍信者(現政権のコアな支持層)までも、
日韓合意を評価していた事実は改めて滑稽です。
安倍晋三氏がやることなら何でもいいことなのか?
現に、ネトウヨの中にも「ここはダメだ」と、
安倍晋三氏に批判的なことを言う向きも出てきているようです。
それは、自称保守論壇誌の読者や執筆者もそうなのでしょうか?
(眞子様、佳子様のバッシングにマスコミと足並みを揃えて躍起になっている時点で、
その言説もいまいち信用出来ませんけれども)

中国(支那)の革命外交の影響下に韓国もあるという事実は重要です。
日韓併合で韓国が「植民地」になったとする歴史観も、
自虐史観だと思います。
当時の欧米列強がアジアやアフリカの各地を植民地にすることが普通に行われていた中で、
むしろ日本国内からの持ち出しの方が多かった、
しかも当時、韓国で最大の政治結社であった一進会が併合に参加した、
そして日韓併合に否定的な考えを持っていた伊藤博文が、
安重根に暗殺されたことが引き金になっている、ということも皮肉なことです。

国際法秩序を守るという点から、
韓国の要求を「非寛容」に拒否するという考えは大事だと思いました。
外交を担う政治家も、
日本国内なら通じるであろう感覚も、
文化の違う外国に対しては通じにくい、
そして、その為に国際法秩序があるのだという認識は
改めて重要だと思います。

 

「ゴー宣2nd」2巻も楽しく拝読しております。
全体を通して、極右と極左のデマゴーグ・及びノイジーでバランスを欠いた大声に対して、
章ごとに一喝していく様が痛快です。

描きおろしの「明治憲法も押しつけだった」の章は衝撃ですし、
「平成はわしの時代だった」は、ゴー宣の激動の歩みを振り返れる濃い企画で、
「新天皇即位を寿ぐ」は、令和の時代に残すべき章の一つだと思います。
先日見た「激論!クロスファイア」の八木秀次氏もそうですが、
化石脳の逆賊は依然そのままですし、
極左のみならず、表向き尊皇のフリをした似非保守・ネトウヨのバッシングも酷いものです。
国民の常識を育む書が、本来ならば権威を嘲笑うサブカルの漫画で著されているという事実がまた、象徴的です。
つまり、それだけ、本物の権威ではなく、
ニセモノの、権威主義の権化である似非権威が蔓延っているということなのかもしれません。
(皿うどんさん)

 

「本物の保守は右翼も左翼も持っている。
 極右にはわしの左翼しか目に入らないし、
 極左にはわしの右翼しか目に入らないから、
 わしは両方から憎まれている」
 ゴー宣2nd・2巻も、開くページ開くページに名言満載!
 一章一章熟読して、両翼をそろえた保守になりましょう。
 片翼だけでは飛べません!!

トッキー

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