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高森明勅
2019.4.14 07:00皇室

ご手術直後の「ありがとう」

天皇陛下の前立腺癌のご手術に当たった
東京大学医学部名誉教授、北村唯一氏。
ご手術直後の陛下のご様子について、
以下のような証言をしている。
 
「手術直後、病室に移動するための
ストレッチャーに乗せられた陛下に
『無事終わりました』と伝えると、
一言『ありがとう』とおっしゃいました。
普通、手術直後は朦朧(もうろう)とした
状態が続いていますから、
手術室でお礼を言われた経験はあまりありません。
印象的な出来事でした」と。
 
陛下はこんな場面でも、
やはり「天皇」であられた。
これは生半可な“修行”などで
出来る事ではあるまい。
 
まさにご幼少期以来、長年に亘り
「天皇」たるべく周囲もご養育に当たり、
何よりご本人が努めて来られたからこそ、だろう。
普段なら誰でも、それなりに立派に振る舞う事が
できる。
 
だが非常の際には、隠しようもなく、
その人の本当の価値が露出するものだ。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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