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トッキー
2019.4.18 10:48新刊情報

子に過ぎたる宝なしを読んで・本物の常識とは何か?

FLASH4月30日号掲載
『よしりん辻説法』の
感想ご紹介です!

 


 

今週のよしりん辻説法、
「子に過ぎたる宝なし」読みました。
子を持つ者としては、
読まずにはいられないテーマでした。

一言で言うと、目からウロコでした。
もう、ポロポロ ウロコが落ちました。
体罰って、日本人の伝統でも
何でもないんですね!!!
明治以前の日本人は、
子供に手をあげる習慣(因習)など
(ほとんど)なかったのですね!!!

現在も多くの日本人は
体罰を躾の一環として
「場合によっては必要」と
考えているのではないでしょうか?
かくいう私も、そう考える1人でした。
「愛あるムチならアリ」と。
正直に言うと、自分の息子にも、
何度か手をあげた事があります。
でも、今週の辻説法を読んで
考えが変わりました。

何だろう。上手く言えませんが、
「そんなもの、日本人の伝統でも
何でもないんだよ」って教えて
頂いた事で、何だか目が覚めたような、
自分の中の常識が壊れて、
スッキリしたような気持ちになりました。

考えてみれば、年端もいかない、
自分より体も小さく
腕力もない者に向かって
手をあげるなんて、
全然美しくない行為ですよね。

でも、長らく私が体罰を
否定出来なかったのは、
親や祖父母や(特に祖父)
お世話になった先生達を
否定したくなかった
からだと気付きました。
祖父は私達兄弟をとても
可愛がってくれ、
私は祖父が大好きでしたが、
叱る時はよく手が出る人でした。
(祖父は大正5年生まれ、
軍隊経験ガッツリです)
体罰を否定する事は、
なんだかおじいちゃんを
否定するようで、
私の中でなかなか受け入れがたい事
だったようです。

でも、今日、それが崩れて
スッキリしました。
そして、体罰を否定しても、
おじいちゃんを全否定する事には
全然ならないと気付きました(^-^)

漫画の前半、心愛ちゃんの話は
心が痛みました。
先生の、
「彼女は何の為に
生まれてきたのか?
虐待される為か?
神など この世にいないと
知らせる為か?」の
言葉は胸に迫りました。

心愛ちゃんの事を思うと、
この世は神も仏もないと
やるせない気持ちになります。
でも、先生もおっしゃってますが
辛すぎる事件だからと
忘れてしまうよりは、
この事件をきっかけに
考えなければと思います。
体罰とは?躾とは?教育とは?
愛情とは?と。
彼女の辛さに比べたら、私の感じた
胸の痛みなど、微々たるものです。
せめて、「忘れないようにしよう」
と思いました。

心愛ちゃんのご冥福を
心よりお祈りします。
(もぐさん)

 


 

ニセ伝統、ニセ常識って、結構あるもんだなあ
と思い知らされる、今週の『よしりん辻説法』でした。
「考えてみれば、年端もいかない、
自分より体も小さく
腕力もない者に向かって
手をあげるなんて、
全然美しくない行為ですよね。」
この感覚こそが、本物の常識なんですね。

トッキー

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