ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.4.26 08:26日々の出来事

活性化してる「ゴー宣道場」

「ゴー宣道場」の門下生のことだから全く内輪の
話題なんだが、とんでもない女性が入ってきた
もんだと呆れている。

脳が超合理的で、さばけ方が凄い。
物怖じを全然しないし、割り切りが早いし、
決断即実行のスピード感が普通じゃないから、
グダグダ躊躇しがちなムラビト日本人が警戒する
のはやむを得ない。

エネルギーがあり余り過ぎていて、自由と暴走の
女性だが、よっぽど夫が懐深い理解者なのだろう。
夫を門下生(男性)に会わせて、警戒心を解いたり
しているから、夫へのフォローもちゃんとしている
ようだ。
それにしても夫が妻を自由に活動させる人物で、
恵まれた女性だから、あの明るさを維持できるん
だと思う。

わしに対するミーハー度がゼロで、なんでわしの
近くにやって来たのか全然分からない。
わしを色気で騙していると邪推する人もいるらしいが、
全然違う。
夫の前では色気を出すんだろうが、少なくともわしの
前では色気の欠片もない。失礼な女だ。

彼女の提案でも、わしはダメなものはダメと拒否
しているし、わしがダメだと言えば、彼女はあっさり
断念する。
さばけ方が凄い。ネチネチしない。

だが、なぜだか「ゴー宣道場」を発展させるという
意思が、誰よりも強くて、いろんな提案をしてくるし、
地方までの門下生のことをやたら知っていて、
わしにその人物像を伝えようとするし、門下生の
フォローが手厚くて凄い。
なんでそこまで他人をフォローしてるんだ?と、
不思議なくらいだ。

昨日は門下生のN氏が東北への熱い思いを持って
いて、東北で「ゴー宣道場」を開きたがっている
という話を聞き、どうしたらいいか思案に暮れた。
N氏とも話をしてみよう。

考えてみれば、わしも若い頃から慎重さが全然なくて、
暴走列車だったし、人から止められてばかりいたし、
性格のせっかちさは彼女によく似ている。

わしもせっかちだから、6月からの新音響設備の
導入を望むし、なにしろ事前に会場を借りて、
しかもプロを呼んで、岸端も時浦も会場に行って、
テストを行うんだから、それが成功すれば、やって
みればいい。
当日、音が出なかったら、マイクを切って、地声
だけで、会場に来た人だけに伝えればいいだろう。

他の門下生からのメーリスでの警告はありがたくて、
確かに機材を今まで車に積んだままにしていた。
どうやら熱で機材が劣化するらしいね。
これからは、男たちに手伝ってもらって、機材の
積み下ろしをして、仕事場に保管しよう。
わしもせっかち、ちぇぶもせっかち、だから
6月でやってまえとなっちゃうんだよね。

「ゴー宣道場」には能力と情熱を持つ門下生が
まだまだいるようだし、これからも入ってくる
だろう。
「面白い」ことはやらなければならない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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