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高森明勅
2019.5.10 06:00皇室

NHK「日本人の意識」調査から

NHKが5年ごとに同じ質問、同じ方法で続けて来た「日本人の意識」調査。
天皇に対して「反感をもっている」という回答は、以下のように変遷している。

昭和48年…2.2%。
同53年…2.4%。
同58年…2.2%。
同63年…2.1%。
平成5年…1.5%。
同10年…1.1%。
同15年…0.8%。
同20年…1.0%。
同25年…0.5%。
同30年…0.2%。

これを見ると、昭和時代に2%強で推移していたのが、
遂に1%を切る水準にまで下がった事が分かる。

逆に、「尊敬の念をもっている」と「好感をもっている」を合わせた数字は、
調査を始めた昭和48年が53.6%だったのに対し、最新の平成30年の調査では
76.8%に上昇している。

特に、平成に入って「尊敬」より「好感」が高い傾向があったのに、
最新の調査では、「好感」が上昇した(前回35.3%→35.8%)以上に
「尊敬」が上がって(前回34.2%→41.0%)、逆転した(これまでの昭和・平成の調査で最高)。
「特に何とも感じていない」という回答は、初回の42.7%から22.2%まで下がっている。

最新の調査は、平成30年6月30日から7月22日までの期間に、
全国の16歳以上の国民5,400人(層化無作為二段抽出)を対象に
個人面接法で行われ、有効数(率)は2,751人(50.9%)だった。

かなり大がかりで丁寧な調査だ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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