ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2019.5.25 11:34日々の出来事

「公」は単なる「お上」の意味ではない

朝日新聞の天声人語で「おおやけ」と「パブリック」は
違うと言い、「おおやけ」の語源は「おほ(大)やけ(宅)」
で朝廷のこと、つまり「お上」であるとしている。
「公」を貶めたいようだ。

わしはこういうネットに載ってるような薄っぺらい解釈が
嫌いである。
そもそも日本語なら「おほやけ」であり、漢字なら「公」
だが、「公」は「ム」(私)を開く意になる。

さらに言うなら「ム」の字は「サイ」であって、儀礼の時
に使う器を意味する。
「公」は両側に儀礼の柱があって、中央で儀式用の器を
使っている図になる。

何のための儀礼かと言えば、人民のためであり、すると
「パブリック」と意味は大して違わない。
支那の皇帝よりも、日本の天皇の方が、はるかに人民を
思って統治(シラス)していたから、ますます「公」は
抑圧的権力ではなく、「公共」「パブリックマインド」と
同義になってしまうのだ。

ネットで調べて簡単に書かないで欲しい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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