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高森明勅
2019.7.22 06:00皇室

安倍首相側近の「女性宮家」論

安倍首相側近で自民党幹事長代行の萩生田光一衆院議員。
以前、女性宮家を巡り以下のような発言をしていた。

「天皇は男系男子が基本だと思いますが、現実問題として、
それでは道がどんどん狭まることは確実です。
現在を生きる政治家として、どこまでが許容範囲なのか、
後世から後ろ指を差されない範囲で考えないといけません」

「宮家の跡取りは、ほとんど女子ですよね。
その方たちが結婚して家を出ていかれたら、間違いなく宮家はなくなります。
そう考えれば、婿をとる女性宮家もあってもいいように思います。
いまは側室を認めろといっても無理でしょうから、その方が現実的です」

「(旧宮家の復活は)2代さかのぼるだけですから、条件がそろえば、
その選択肢があってもいいような気はします」

「伝統・文化・国柄は守るべきですが、現世では守りきれないものがあるということです。
最大限守ったうえで、現実に即していくという姿勢を常に意識していきたいですね」

明治の皇室典範では「側室」を前提に、前例の無い“男系男子”という縛りを採用した。
しかし、「いまは側室を認めろといっても無理」。
その「現実」が分かっていれば、「選択肢」は自ずと決まって来る。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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