ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2019.7.26 11:34日々の出来事

「おどれら正気か?」の設営について

関西の門下生が9月8日の「おどれら正気か?」の舞台
設定をいろいろ考えてくれている。
とてもありがたいのだが、少しピントがずれているので、
書いておく。

まずプロジェクタは要らない!
わしと泉美さんの後ろにプロジェクタがあり、そこに
ネットの生放送を映し出す必要などない。
実物のわしらと、生放送のわしらと、観客はどっちに
集中すればいいのか? 絶対に意識が分散する。

しかも、プロジェクタは「ネット生放送のコメントを、
観客がスマホで見る必要がないように」というが、
現場では目の前に実物のわしらがいて、しかも質問も
受け付けるのに、なんでネットのコメントを読まなけれ
ばならないのか?

全国で見る人は、わしらと距離があるから、コメントで
しか反応が分からないし、質問もコメントで知るしかない。
わしと泉美さんは、全国からの視聴者に反応するため、
パソコンで、全国の反応を見ておく必要があるだろうが、
目の前の観客はネットのコメントを読む必要はないだろう。
むしろ、わしらの話に集中し、反応し、質問は直接しても
いいのではないか?

そして、ホワイトボードにわしが何か書いたときに、
プロジェクタで拡大して映し出すためというのなら、
いっそホワイトボードも要らない!
ホワイトボードに図を描いて説明するかもしれないと
思ったが、もう喋りだけで行こう!
ホワイトボードもプロジェクタも要らない!

プロジェクタを使うには、会場の照明を落とさなければ
ならないのではないか?
わしと泉美さんから会場を見ると、プロジェクタの光が
まぶしいのではないか?
以上の懸念があるので、プロジェクタは要らない!

今のところ、うちわはOK。
安いので費用はわしが出す。

あらかじめ質問を募集するというのもOKだが、これは
「ゴー宣道場」のように、現場で挙手して質問するのと、
どっちがいいんだ?
質問用紙を上に吊り下げるというアイデアに、「クーラー
の風邪で、ビラビラするかも」と書いてたが、その通り
かもしれない。

ひょっとしたら、徹底的にライブ感を出すには、現場で
挙手する方がいいのではないか?
何を質問されるか分からず、その場で臨機応変に対応
するのが、ライブのスリルであり、面白さではないか?

結局、関西メンバーが盛り上げたいという気持ちは
十分に分かるのだが、最も重要なのは、観客席の配列
くらいで(半円形にするとか)、あとは参加者の身の
安全さえ考えてくれれば、他には何もしなくてもいい
のかもしれない。

わしと泉美さんの集中力を3時間以上、維持するため
に役に立つアイデアなら歓迎する。
わしらの集中力を散漫にするアイデアは要らない。
カネのかかるアイデアも要らない。

シンプルに、観客を入れた生中継のスリルを最大限に
引き出すのが、この企画の面白さであり、もちろん、
わしと泉美さんに最もストレスがかかるのだから、
二人の打ち合わせは綿密にやっていく。

観客をいじってくれとカレーは言ってたが、傷つかない
だろうな?
生放送で、5万円もかかるアイデアなど要らないと言った
だけで、本人を擁護して、「まだアイデアの段階だから、
あたたかく見守ってくれ」と我々に物申す保護者が
いたが、傷つき安い純粋まっすぐ君ばっかりなら、
我々は観客をいじることは出来ない!

わしは40過ぎの大人に優しく接することなんかしない
から、わしが恐い奴は去れ!
わしは恐い人間なんだ。
聖人君子ではないし、仏さまではないし、「ゴーマニズム」
を掲げる人間なんだから、優しい人と思い込むのは、
やめてくれよ!
優しい人を欲するなら、純粋まっすぐ君ばっかりがいる
左翼の集会に行けばいい。
わしはそれとは違う!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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