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トッキー
2019.9.3 14:02メディア

玉川徹氏の差別感覚にうんざり

今朝のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」では、沖縄県浦添市で、深夜に居酒屋等で子連れ飲食することを禁じる条例を議論しているという話題をしていました。

条例化するかどうかはともかく、子供の夜更かしが心身の成長に重大な悪影響を及ぼすことはもう明らかになっているのだから、深夜の子連れ飲食はすべきではありません。
それと同様に、子供の深夜のゲームやネットも禁止すべきです。

ところがコメンテーターの玉川徹氏は、全く別の論点から意見を述べました。
玉川氏は、深夜に限らず、早い時間でも子供は居酒屋に入れるべきではないと主張し、その理由をこう言ったのです。

「居酒屋でする会話って、どんな会話ですか?それこそ下ネタだってあって、まさに子供には聞かせたくない言葉が飛び交っているわけですよ」

玉川氏は、法事の席なら、酒が入ってもそこに子供がいるのがわかっていて、会話に気を付けるからいいと言います。

要するに玉川氏は、子供が居酒屋で大人の下品な会話を聞いたら、ろくな大人に育たないからいけないと言いたいようです。

すると、一緒に見ていた妻が、不愉快そうに「すいませんね!」と吐き捨てました。
妻は、下町のもつ焼き屋の娘です。
子供の頃から、酔客の品のない会話を浴びるように聞いて育った人です。
でも、それでろくでもない人間に育ったなんてことはありません。
むしろ、大人のナマの言葉を聞いてきたために、玉川氏が言うようなキレイゴトの言葉なんかには惑わされない世間知を身に着けています。

玉川氏の正義感には共感するところもあったのですが、今日の一言で、本当にこの人間が嫌になりました。
玉川氏は完全に自分を「上級国民」と思っていて、一般庶民を愚民と思っていて、上から目線で説教する資格が自分にはあると信じ込んでいるようです。つまり、差別者なのですね。

それにしても、玉川氏が『じゃりン子チエ』を読んだら、チエはろくでもない大人にしかならないと思うんですかね?

トッキー

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