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小林よしのり
2019.9.12 14:15日々の出来事

今回の内閣改造を評価する

安倍政権が韓国に対する毅然とした対応を行なったため、
わしは今回の内閣改造も好意的に受け止めるようになって
しまった。
河野太郎が防衛大臣というのもいいし、茂木が外務大臣と
いうのもいいと思う。
小泉進次郎の実力も観察できるし、興味深い内閣だ。

韓国に「国際法を守ってくれ」と突き放す外交政策は、
戦後の「謝罪外交」を初めて転換する快挙であり、
今のところ安倍政権の唯一の正しい政策だと言える。

韓国内でも、「韓国の『反日』は未発達な精神文化であり、
これを克服しなければ韓国社会の発展はない」と論証する
『反日種族主義』がベストセラー1位になっている。
いまどき玉川徹や青木理のような「韓国無謬論」そして
「反日肯定」の自虐史観は、もう時代遅れの化石左翼に
なっていくのだ。

そして立憲民主党の議員も左翼ばっかりだから、今の
野党では「謝罪外交の終結」は絶対に、100%できない
政策だった!

憲法改正も立憲民主党ではできないし、「立憲主義」は
もはや完全に看板倒れ。
憲法改正は結局、安倍政権にしかできないということに
なる。
それが単なる「自衛隊明記」という消極的なものであっ
ても、永久に9条改正ができないよりははるかにマシだ。

左翼ではダメ! ナショナリズムは基本である!
小泉進次郎も靖国参拝はしている。
枝野幸男も靖国参拝くらいやってみせなければ、
ナショナリズムなき左翼政治家としか評価されなくなり、
旧社会党への坂道を転げ落ちていくだけだろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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