ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2019.12.15 12:24日々の出来事

怒りと失望の天秤

関口宏の番組で、「国民はもっと怒らねばならない」と
言っていた。
それは分かるが、怒っても代替案がない。

野党の「与党精神」のなさが酷すぎて、替わりにやらせ
たら、もっと最悪になる危険性があると直感するからだ。
あんな野党が小選挙区制だからと集合しても、より一層、
旧社会党に近づくだけのこと。

立憲民主党が正月に伊勢神宮と出雲大社を参拝するそうだ。
それが保守層の取り込みのためらしい。
アホが度を越している。

保守層の中でも、最もリベラルに近い小林よしのりの忠告を
無視して、保守層が伊勢神宮参拝で騙されるはずがない。
女性天皇はいいが、女系はごにょごにょと言っていて、
天照大御神を祀る伊勢神宮に参拝する資格があるのか?

靖国参拝くらいのことをすれば、さすがに保守層も騙され
るかもしれないが、それは立憲民主党には死んでもできない
だろう。

とにかく枝野幸男は認識が甘い。
国民民主党の玉木雄一郎は枝野と心中するつもりか?
立憲民主党の勢いが完全に止まった今こそ、国民民主党が
浮上するチャンスがあるのに、ここで合流してしまったら、
元の木阿弥だ。

何ごとにも時処位がある。
常に状況は流動している。
風向きを見極められない船頭は船を沈没させるしかない。
立憲主義を捨てた立憲民主党はただの民主党だ。
国民主義を捨てた国民民主党はただの民主党だ。

国民は今の与党に怒っているが、野党には失望している。
怒りはやり方次第で期待に転ずることがあるが、失望は
もうどうにもならない。
玉木雄一郎は失望に加担するつもりなのか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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