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小林よしのり
2020.2.13 07:25日々の出来事

残酷な天使のテーゼ

1人の人格の中には、「公人性」と「私人性」、そして
「集団性」と「個人性」がある。
小林よしのりの「私人性」をアンチがいかに貶めようと
しても意味がない。

わしは作品の中で何度も何度も公言してきたが、聖人君子
ではないし、清廉潔白でもないし、女にだらしなく、どう
しようもない男である。
これは堂々と言える真実である。

そんなことは妻や秘書は百も承知で、それでも支えている
のは、わしの「公人性」を信じているからである。
才能があるから仕方がない、天下国家の人だから仕方がない、
あとは目を瞑る、「私人性」に関しては諦めた、というのが
わしを今まで支えてくれた女性たちの姿勢である。

わしの「私人性」に何かを期待する女性は、寄って来ない
方がいい。
わしを本当に理解してくれる女性は、わしの才能しか見て
いない。
男だってそうである。わしの才能しか見ていない。

わし自身、自分の才能がこんなに長続きするとは思わな
かったが、こんなに長く描いていると、男女を問わず、
信奉者は出て来るもので、それも自然なことだ。
だが彼ら彼女らは、わしの才能が枯れたら、あっという
間にそっぽを向く。残酷な天使のテーゼである。

わしの才能が失われたとき、誰がわしのそばにいるの
だろうか?誰が優しくしてくれるのだろうか?
例えそういう人がいたとしても、才能を失えばわしは
死ぬしかないだろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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