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高森明勅
2020.2.24 01:42皇統問題

前例無き前例踏襲?

先に指摘したように、皇太子と「皇太子でない皇嗣」は
お立場が“明確に”異なる。
だから、次の天皇になられることが確定している
“皇太子”という地位におつきになった事実を改めて宣明される、
「立“太子”の礼」には大切な意味がある。
しかし、巡り合わせで“その時”に皇位継承順位が第1位である
にとどまる、皇太子でない皇嗣というお立場になられて、
「立“皇嗣”の礼」なる新式の儀礼を行うのは、前代未聞。

恐らく、政府の役人が皇太子と皇嗣の違いに気付かず、
これまで「立太子の礼」が行われて来た前例を、深く考えもしないで
踏襲したのだろう。
しかし、これも既に指摘したように、常識的に考えて、
秋篠宮殿下は実際には即位されない可能性が高い。
実に不思議な儀礼と言わざるを得ない。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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