ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2020.2.26 03:18皇室

光輝く女神

今年は日本書紀が編纂されて千三百年。

その日本書紀の1・2巻が「神代」の巻。
その神代・上(書紀1巻)第5段の正文に、皇室の祖先神で太陽の女神、
天照大神(あまてらすおおみかみ)が出現した場面が描かれている。
イザナキ・イザナミ2神が「我々は既に日本の国土と山川草木を生んだ。
次は地上の世界を治める神を生もう」と言って、最初に生んだのが
「日の神」だった(但し、天照大神は余りにも尊貴なので地上ではなく、
天上を治める)。

当初はオオヒルメノムチ(大日メ〔霊+女〕貴)と呼ばれた。
出現した大神は眩(まばゆ)く光輝いていた。
その様子が次のように描写されている。

「光華(ひかり)明彩(うるわ)しくして、六合(くに)の内に照り徹る」
(その光は華やかで、明るく麗〔うるわ〕しく、世界の隅々までも照らした。
原文「光華明彩、六合之内照徹」)。
日本神話の大きな特徴は“最高神”が女性であること。
その女神の登場は、男系社会であるシナ(唐)などの視線にも配慮したと
考えられる正史(せいし)の中でさえ、鮮やかに表現されていた。

このような神話を生み出した古代の日本が、「男尊女卑」の国柄だったとは、
とても考えられない。
古代の神話に美しく描き出された“女性の輝き”を、わが国の未来に
取り戻すことが出来るか、どうか。
それは、現代日本が抱える決して小さくない課題だろう。
わが郷里、岡山で初めて開催される3月ゴー宣道場のテーマは
「女性が輝く時代は来るか?」。

幅広い参加を呼び掛ける。
応募の締め切りは今日!

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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