ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.3.17 10:23日々の出来事

コロナの抗体を作りたい

モーニングショーは新型コロナの「感染者の80%は軽症、
重症者の半分はすでに回復、8割は人に感染させていない」
という事実を報じない。
パニックを煽る番組にとっては「不都合な真実」なんだろう。

海外の感染者や死者の例は、日本には通用しない。
国柄や国民性の違いが、コロナの防波堤になっているという
ナショナリズムを彼らは認めたくないだろうが、握手やハグ
やビズがない日本、江戸時代から清潔好きの日本人には、
コロナごときは通用しない。

もっと恐ろしいウィルスなら、わしも自粛に賛成しただろう
し、緊急事態宣言を出してもいいが、コロナはインフルエンザ
より恐くないと分かった以上、日本人は経済活動に励むべきだ。
このままじゃ恐慌になってしまう。
自殺者の急増の方が恐ろしい。

しかし、海外のパニックを見ると、東京オリンピックの
開催がますます危ぶまれる状況になりつつあり、そのときの
経済損失がまた恐ろしい。

玉川徹などは日本を「保育器」のような無菌状態にしたい
のだろうが、日本人のほとんどが一度はインフルエンザに
罹ったように、例え治療薬が出来ても、コロナだっていつか
罹るしかないだろう。
体の中に抗体を作ってコロナと共存するしかない。

「感染者の80%が軽症」なら、わしもいっぺん感染して、
さっさと抗体を作ってしまいたい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第117回 令和6年 5/25 SAT
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テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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