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泉美木蘭
2020.3.18 18:50

山尾志桜里議員が立憲民主党を離党

今日夕方、山尾志桜里議員が立憲民主党に離党届を提出し、
先ほど衆議院議員会館にて離党表明会見を行った。
山尾議員は堂々とした様子で、
丁寧に質疑応答に応じていた。

コロナ特措法に造反した際に「離党」という選択肢は
頭にあったが、
あくまでもきっかけに過ぎず、
大きな理由は、

立憲民主党の国会での議論における考え方、
立憲主義、民主主義に対する根本的な考え方に
自分とのギャップがあることだと述べ、
立憲民主党に所属しながら、国会での議論を通じて、
議員としての本分を果たすことは難しいと判断したという。

山尾議員は、「国会議員の本分は、意見の違う相手とも議論して、
その議論のプロセスを国民と共有し、出てきた結論には責任をもって
賛否を示すこと」と述べた。
そのためには、オープンな対話型の議論を大切にする政党文化が必要
だが、立憲民主党にはその文化をつくることができなかったという。

また、山尾議員は、立憲主義の大前提は、闊達な憲法議論だと考えて
いるが、「憲法審査会で憲法の中身の議論を行い、国民に論点を提示
する
義務があると思う」と話した際、党の代表から不快感を持たれた
という。

「憲法の議論は、国会の内外で不断に議論して、安倍改憲についても
おかしいと思うのであれば、国会で議員が発言するのが基本。
(立憲民主党が)それを避けるのは違う」と述べた。

さらに、報道の自由なくして民主主義は成り立たないが、
立憲民主党の国対委員会の部屋に、点数や花丸、バツ印などがつけられた
各紙の記事が貼り出されるという出来事があった。
山尾議員は「報道機関は民主主義の大事なインフラであり、その根本を
傷つけるような行動をした場合、党の中でもっと声が上がり、政党と
報道機関の在り方について考え、党としてきちんと対応すべきだった」
と述べた。

そして、「どの政党に所属していても、あるいは無所属であっても、
国会議員である以上、国会の運営が、属人的な要素や政局的な要素に
左右される『人の支配』に陥らないよう、国会議員一人一人が積極的に
みずから議論の主体として『法の支配』を堅持していく覚悟が必要だ

「私は誰かと一緒でなければやらないという考え方には立っていない。
『ひとりでもやる』というスタイルをずっととっている」
とも述べた。

迷いのない意思表明で、国会議員として非常に立派だった。
物も言わない立憲民主党にいても、もう戦えない。
奇しくも5月3日、山尾議員をゲストに憲法記念日に行われる
「東海ゴー宣道場」のテーマは『立憲主義は常識だ!』だ。
筋を通す山尾議員のもとに集まり、大々的にバックアップしていこう。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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