ゴー宣ネット道場

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笹幸恵
2020.4.1 14:27日々の出来事

報道と日常の乖離

郵便局に行ったついでに、
薬局とスーパーを覗いてみた。

東京都で外出自粛要請が出た直後には
入口を半分閉めて導線を限定していた薬局は、
今日は入口全開、なんとオープンから3時間くらい
経っているのにトイレットペーパーの在庫があった。
生理用品もかなり品薄だったのが、今では十分、
選べる程度の品揃えになっている。

スーパーは平日午前中らしく、それほど混んでいない。
すっからかんだった冷凍食品売り場も、
店のおにいさんが商品を補充していて、たんまりある。
生鮮食品も肉や魚もいつも通り。
こないだは完全に一過性の買いだめパニックだったのだな。

こんなんで首都封鎖なんかしたら、
再びパニックが起こるだろう。
全く必要性を感じない。
友人がかなり焦っていて、いちいちロックダウンの噂を
SNSで流してくるけど、浮き足立っているようにしか見えない。
経済活動が停滞することのリスクを言ってみても
聞く耳を持たない。
働く場がなくなり、給料が入ってこなくなる事態など
きっと考えてもいないだろう。
そして「今は命を守ることのほうが大事だ」と
言うに違いない。
けど、たとえば東京都だけ指定して
緊急事態宣言を出したって、
皆が逃げ出し、かえって全国に
ウィルスが広がるだけだろう。
かかるときはかかる。
死ぬときは死ぬ。

もちろん、うがい手洗いなどの予防は大事。
でもコロナになったらなったで、
せめてほかの人にうつさないように
するしかない。できることはそれだけだ。

メディアが流すコロナ騒ぎと、
眼の前に広がる日常との乖離が甚だしい。
コロナのせいで報道されないニュースが
どれほどあるだろう。
私はそっちのほうが気になる。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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