ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2020.6.15 21:59日々の出来事

コロナ後の国家観のために

「ゴー宣道場」の門下生の中にも、新コロが怖いという
人はいるはずだ。
そういう人は恥じることはない。
恐くないと豪語している門下生は世間の大勢からはかなり
遊離している。
今現在は「恐い」という人が圧倒的多数で普通なのだ。

今後の「ゴー宣道場」では、コロナが怖い人、あるいは
不安な人は、マスクして参加してもいい。
マスクしない人が多いから、同調圧力を感じるなら、
参加する必要もないし、しばらく「ゴー宣道場」を離れ
たっていいのだ。

こういう時に「全員が同じ方向を向くのは良くない」とか、
屁理屈を考え出す必要はない。
何度も言っているが、「ゴー宣道場」は相対主義の場では
ない。
価値の順列をつけて、全員一丸となって、わしに合体し、
同じ方向に向かって突き進む!

てんでバラバラの主張がぶつかって、結論も出ない、
同じ方向に向こうとしない、目標が見えないという
朝ナマ的な相対主義は、80年代に流行ったが、もはや
廃れた。
世界に何も起こらない終わりなき日常の時代は完全に
終わったのだ。
相対主義は、国家や社会を変えるのに役立たない。
世界は何でも起こり得る。
価値観を決めておかねば、翻弄されるばかりだ。

意見が違うから苦痛だと思うなら、黙って去っていけば
いい。
静かに去っていく。それでいいではないか!
もとの『ゴー宣』の一読者になるのもいいし、わしが嫌いに
なったり、信頼できないと思えば、誰かほかの信頼できる
言論人や政治家や文化人を見つければいい。
もちろん自分の頭で考えて行動する人間になるのが
一番いい。

慰安婦問題や、『戦争論』や、原発など、何か重大な
事件が起こるたびに、反発して決別せざるを得ない
人々は出てきた。
今回も、このコロナ禍で、「恐れないのはイヤだ!」と
言うなら、離脱すればいい。無理をしたら精神を病む。
「ゴー宣道場」が社会ではない。
自分が苦痛なら、安心な場所に行けばいい。

「ゴー宣道場」はコロナ後の国家観を見つけ出そう。
明日、山尾志桜里議員が新たな戦いの行動を起こす。
我々はこれを応援しようと思う。
まだリアルに国家を変える希望は失わない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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