ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2020.6.20 00:13

どのように死ねば満足するんだろう

コロナ脳のテレビマンや大学教授って、
人がどのように死ねば満足するんだろう。

コロナで死ぬなんて本当にあってはならないって感じだし、
若くして死ぬなんて恐ろしいって空気だし、
誰にも看取られずに死ぬとは大問題だって感じだし。

コロナに感染したけど回復した老人が、
来シーズンのインフルでたちまち死んでも、注目しないんやろ?

コロナに感染しなかった老人が、
数年後、認知症がひどくなって部屋に糞尿をするような状態に
なりながら死ぬ日が来ても、その時は直視しないんやろ?

気づかないうちに癌が進行している若者が、
なんとなく行こうかなと思っていた健康診断をやっぱりやめて、
しっかりステイホームして、コロナに感染しなかったら、
「ちゃんと自粛してエライ」ということになるんやろ?

子供が白血病や癌で死ぬことはあると知っていても、
コロナで死んだ場合は必死に取り上げる?

ホームレスが河原の小屋や路上で持病やインフルで死んでも
見向きもしないのに、コロナだったら注目する?

100歳ぐらいまで元気に生きて、家族にしっかり看取られて、
コミュニケーションをとりながら、認知能力も精神面も健全で、
老衰によって眠るように死ぬなら納得するの?

呼吸できなくなってハアハアしながら死ぬのがダメなん?

じゃあ、うちの父親のように肝硬変でも普通に生活していて、
突然、食道の静脈瘤が破れて、体中の血液をどばばばーんと
一気に
吐き出して、救急車に乗り、ICUのベッド全体を真っ赤に
染めながら
死ぬならいいの?

よくわからないわ。
ドラマみたいな視聴しやすい死に方って、ないですよ?

私は、自分は孤独死がいいと思ってるけど。
そんな理想も勝手な妄想に過ぎないとも思ってる。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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