ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2020.6.28 13:48

いまだにコロナ脳、狂気の沙汰!

京都のお盆の大文字焼き、今年の夏は「コロナ対策」のため、
送り火の数を減らして、「大」の字を6個の点だけにするので、
「大」とは読めなくなるんだって。
密を避けたいのと、見物してほしくないからだって。
ばかばかしすぎるんですけど。

「五山送り火」今夏は大幅に規模縮小
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/292554

***
スウェーデンのテグネル博士が、各国のコロナ政策に対して

「まるで世界が狂ってしまったかのようで、
それまで話し合われていたこと全てが忘れられた」
「感染者数があまりに増え、政治的な圧力が極めて強くなった。
そしてスウェーデンだけが残った」

と述べ、他国のロックダウン政策を「狂気の沙汰」と表現していた。
無法地帯のまま、ばかばかしい自粛をクソマジメに強化していく
日本のコロナ恐怖症も、まったく狂気の沙汰だと思う。

友人の会社に、20代前半の女の子がアルバイトの面接に来て、
受け答えも人柄も良かったのでほぼ採用することになり、
早速、新人研修しながらなごやかに雑談をしていたところ、
コロナの話題になった。
その彼女が同居している彼氏の勤務先で感染者が出て、
なんの症状も出ていない彼氏も、集団検査を受けることに
なったという。

友人は、「へー、まったく面倒くさい世の中だよね」と
普通に相槌を打ったのだけど、
それを聞いていた別のスタッフが、たちまち凍りつき、
あわてて彼女に帰るように指示し、別の部署に連絡。
厳重なマスクとゴム手袋をはめたスタッフがやってきて、
さっきの彼女はどの椅子に座り、どこに触れたかと聞き、
部屋中を消毒しはじめたという。

頭に来た私の友人は、「お前らそれでキンタマついてんのか!」
と激怒して(友人は女子ですが~)スタッフたちを部屋から
追い出したらしいけど、結局、その彼女は不採用になって
しまったという。
狂気の沙汰!

友人は人の気持ちをほぐして親近感を与える接し方がうまいし、
その彼女も、安心して雑談のつもりだったのだろう。
このご時世、リスキーっちゃリスキーな話題ではあるが、
彼氏には症状もないし、病気でもないわけだ。

だいたい、
「同居の家族がインフルエンザでいま寝込んでて…」
と聞かされても、本人が健康そうで普通に話しているなら、
「そう、流行ってるから大変だよね」
なんて話して終わっているのに、コロナだけは、
「同居人が、症状がないのに集団検査を受ける」
というだけで恐怖の対象となり、排除されてしまう。
そして、放射能でも持ち込まれたかのごとく「除染作業」が
はじまってしまう。

恐怖に洗脳されたコロナ脳は、「コロナ」と聞けばなにをやっても
構わないと思い込んでいる。それが一番恐ろしい。
本当にもういい加減にしてほしい。
夏祭りまで自粛していこうという圧力なんて、狂気の沙汰!

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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