ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2020.6.29 09:57日々の出来事

マスク警察は表現者の敵である

TBS「グッとラック!」という番組で、「マスク警察」について
やっていた。
「マスク警察」は「ゴー宣道場」を開催していた労務会館に、
「小林よしのりがマスクなしで「ゴー宣道場」をやろうとしている」
とメールや電話で集中的に抗議を繰り返した。

よりによって労務会館も「マスク警察」に屈し、マスクなしの
開催を拒否した。

わしは「会場側の希望通り、赤字になっても参加人数を減らし、
会場の中が密にならないように着席し、消毒スプレーも用意
して、感染対策は万全にする。」
「ただ、わしは、新コロは日本においてはインフルエンザより、
はるかに感染力が低い、今の日本での過剰反応はインフォデ
ミックだという主張をしているので、マスクをしてこの主張を
しても説得力がない。」
「マスクをするかしないかは、わしの言論・表現の自由に
関わるので、マスクだけは見逃がしてくれ。」
・・・と会場側に頼んだのだが、それでも「マスクをしてくれ」
一点張りだった。

わしは、開催直前だったが、労務会館での開催を断念。
これはこちら側の「キャンセル」じゃないので、すでに払い込ん
でいた会場費は、払い戻ししてもらうことにした。
「マスク警察」に屈して、わしの言論・表現の自由を封殺する
会場など、今後、永遠に使わない!

「言論・表現の自由」は民主主義の基本である。
中国じゃあるまいし、「言論・表現の自由」を規制する会場や、
「マスク警察」など、表現者の敵でしかない。

いくら会場のガイダンスだと言っても、それは「法律」ではない。
「法律」でない以上、融通を利かせられるはずだ。

厚労省は、熱中症を防ぐために「マスクをはずしましょう」という
ポスターを作っており、マスクは絶対ではない。
むしろ今夏は熱中症で救急搬送される人が多くなり、
新コロ患者との判別が難しくなって、医療従事者に負担を
かけることになる。
わしは喘息の基礎疾患があるから、マスクは呼吸がしにくく
なるし、参加者の中には化粧で顔が汚れたり、マスクによる
肌荒れなどの心配もあろう。
マスクは個人の自由でいいはずだ。

「マスク警察」は表現者の敵!民主主義の敵!健康の敵!
むしろ「マスク警察」をこそバッシングしなければならない。

何者にも屈せず、言論・表現を貫くということは、本当に
大変なことである。
オウム真理教の暗殺集団に尾行されようと、「マスク警察」
の妨害に晒されようと、絶対に屈してはならない。
表現者は匿名で無責任にやっているのでは断じてない。
殺人予告が何度出されようと、知ったことではない。
「公」のために必要な表現ならば、貫くしかない!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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