ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.9.11 09:21日々の出来事

とうとう8月に自殺者が急増した

自殺者が8月になって急増しているという。
「コロナ禍で、なぜ自殺者が減っているのか?」なんて
記事が新聞に載っていたが、たちまちくつがえされた。
耐えてきた人々に、とうとう限界が来たようだ。

クロ現で見たが、住居を失う人がもの凄く多くて、
市役所に相談が殺到しているので、そのことが苦に
なって退職する職員が出る始末で、なんと「相談崩壊」
が起きているらしい。
相談の段階で崩壊しているというのだから呆れる。

倒産件数もこれから増えるし、失業者も、生活保護の
受給者も、ホームレスも、自殺者もこれから増えると
いうことだ。

こうなることは当然と思っていたから、「週刊エコノミスト」
の巻頭言では、毎回「経済を回せ」「指定感染症から
外せ」と書いてきた。

ようやく10月には指定感染症の見直しが発表されるよう
だが、遅すぎる!馬鹿みたいに遅すぎる!
年末から来年には、もっと悲惨な現実が待っている。

わしは「楽観的」と思われているが、とんでもない。
新コロのリスクに関しては楽観的だが、経済や教育や
文化に関しては「リスク・マネージメント」をきっちり考慮
して発言してきた。

わしと、いわゆる専門家やテレビ報道やコメンテーター
とを比べて、どちらが正しかったか、しっかり判定して
ほしい。

来週・土曜日に、泉美木蘭さんとの「ニコ生放送」を
やることを決めた。
そろそろ議題が溜まってきたのでな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第116回

第116回 令和6年 4/20 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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