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高森明勅
2020.10.8 06:00政治

各国の犯罪比較

主要国の犯罪発生件数(10万人当たり)を比べてみると以下の通り。
先ず「殺人」(2016年のデータ、以下も同じ)。

アメリカ=5.4
イギリス=1.2
ドイツ=1.2
フランス=1.4
日本=0.3

わが国に比べて、他国は4~18倍も多い。

次に「強盗」。
アメリカ=103.0
イギリス=92.7
ドイツ=52.3
フランス=161.5
日本=1.8
日本が突出して少ない。フランスの90分の1位。

「窃盗」。
アメリカ=2451.6
イギリス=2956.6
ドイツ=2169.1
フランス=2978.1
日本=381.1
これについても、日本だけ一桁(けた)少ない。
日本の場合、窃盗の手口は自転車泥棒や万引き等が多い。

最後に「強制性交等」(2015年のデータ)。
アメリカ=38.7
イギリス(2014年)=48.5
ドイツ=8.6
フランス=20.1
日本=0.9

これも日本が飛び抜けて低い。
しかし、この犯罪については、わが国の場合、実態が正確にデータに
反映されていない可能性が、他国より高いのではあるまいか。
およそ7割ほど、泣き寝入りのケースがあるとの指摘もなされている。
その指摘を勘案して訂正すれば、
一応“3”という仮の数字を導ける。
このように訂正しても、他国の中で最も件数が少ないドイツと比べて、
大体その3分の1強という結果になる。

日本は全体として、上記の国々の中で、
少なくともここで取り上げた犯罪については、
際立って少ない国と言うことができるだろう。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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